ごめんなさい。
第10試合 有刺鉄線バリケードスパイダーネットガラスクラッシュデスマッチ
W★ING金村 vs カクタス・ジャック
コンバット豊田引退試合
(vs工藤めぐみ初の女子電流爆破)と
ハヤブサ&田中正人
vs
テリー・ファンク&ミスター・ポーゴの
電流爆破がダブルメインイベントでしたので、第10試合はセミファイナルの位置づけ。
当日に対戦カードが変更になりました。

(パンフレットに入っていた対戦カードは、上記の通り変更前のカードです。
あっ、剛選手のカードも変更になっていますね。このカードが、変更になった経緯は省きます。気になる方はネット等を駆使して調べてくださいね。)
~日米キングオブデスマッチ決定戦~
(日本代表)松永光弘
vs
(アメリカ代表)カクタス・ジャック
会場に入ると場内アナウンスで
松永選手の肝炎の疑いがありカクタス選手の所属するWWFから肝炎の選手とは試合をさせられないとストップがかかり、
W★ING金村選手が代わりにカクタス選手と対戦するという内容でした。
(一部ではIWA・JAPANプロレスに専属で参戦していたカクタス選手ですが、引き抜かれる形になり、IWA側が流したデマとされていますが真相は定かではありません。)
この場内アナウンスは5分か10分おきに繰り返し流されていました。
対戦カード発表時には、目玉カードが変更になりましたがヤジや暴動が起こりませんでした。
自分がプロレス業界に入り、
松永選手著作『ミスターデンジャー』又は松永選手のブログ『またくるゆるさん』かどちらか、うろ覚えですが、この時のことが書かれている記事を読んだときのことは印象に残っています。
もし、対戦カード発表時に松永選手から
金村選手に変更を発表したら
間違いなくヤジや暴動が起こったでしょう。
また、そのヤジや暴動が少なかったとしても第1試合の南条 vs ジェイソンは盛り上がりにかけていたかもしれません。
繰り返し、繰り返し場内アナウンスをしていたのは会場に入って始めて聞いた(カード変更)観客はガッカリしたり不満に思ったりしますが何度も何度もアナウンスを聞くうちに事実として受け止め、対戦カードが変更になったことは過去の出来事として錯覚してしまう。
また、10分後に入場して来た観客も何度も聞くうちに馴れてしまう。
結果、対戦カード発表時には大きな混乱は起きなかった。
そんな感じの内容でした。
実際に自分も会場にいましたが、試合開始ころにはカード変更を受け入れていました。
自分はプロレス業界は、昔から隠ぺい体質にあると感じています。
どうして、このタイミングで発表しないんだろう?
17年業界にいると何度もその場面に遭遇します。
特にSNSが発達してからは、選手個人が団体のリリースとは別に試合の意気込みや試合後のコメントなどを発信する傾向にあります。
(今日は良いコメントとれた!
と喜んで記事を書いていると選手が自身のブログで同じ内容を先にアップしていたため、記事は白紙にしました。
そんなことをマスコミさんから聞いたのは一度や二度ではありません。)
そして、ばつが悪いことが起こると黙りを決め込む。
しばらく経ってから謝罪や報告。
自分は96年川崎球場の出来事をリアルタイムで経験して、松永選手からの真相を知ってからは常に頭の片隅にあります。
自分がブログを始めるにあたり、
もし、自分のブログで他人を傷つけたり、不適切な発言をした場合はすぐに謝罪して最善策をとろうと常に心がけています。
約20年前の出来事ですがFMW関係者に頭が非常にキレる方がいたことを今更ながら関心させられます。
※色々、悪い例(発表のタイミングを失敗してイメージダウンになったこと等)を書こうとしましたが、今回は自粛します。
プロレスを何年か見ている方は、あの時のことか?
いくつか思いあたる節があるかと思います。
プロレス特有のキナ臭さも魅力ですが、
フェアでクリーンな業界になるよう微力ですが、努めていきます。
プロレスがメジャースポーツになりますように。