定年と老後を考えるうえで「自分は何歳まで働くのか?」という問いに答えるのは一生の宿題かもしれません。
新卒で石油会社に就職した時は、いくつまで働くのか?なんて考えもしなかったです。
1991年のことでした。
でも、最近の若い人たちの中にはその疑問に対する答えを20代のうちから持っている人もいるみたいですね。
すごい。
留学後、外資系証券で働いているときは、質問が多少変わっていて
「あと何年、ここで働けるのか?」でした。
なぜなら、従業員の平均滞在年数が3~4年だったからです。
私を含め多くの人たちが、ゴールドマン・サックスの辞め時を探りながら、全力で走っていました。
それは「こんな厳しい仕事生活、何年も持つはずない」と解っていたからです。
※厳しい生活というのは、外資系特有の「長時間労働、ハイプレッシャー」のことです。
ただ、会社を辞めた後に何をするか?真剣に考えていた人は少ないと思います。
私の場合、そんなこと考える時間は物理的にも精神的にも無かったというのが事実です。
そして49歳で会社を辞めた時は、
1年1年を生き延びることだけに必死で10年過ごしました。
外資系証券の時とは意味合いが違いますが、結果は同じでこの1年を生き延びる」ことを続けてきたら、
10年間、なんとかなりました。。
※正直、辞めた直後の2年とコロナの時期は、なんともならないのではと焦りましたけど、、。
そして、60歳になった今、改めて「いつまで働くのか?」考えますが、
私は、最低でも「80歳」まで働きたいです。
先日、NHKの番組で「107歳の現役・床屋のおばあちゃん」が紹介されて、感動しちゃった。
あ~なりたい。
107歳で、自分のお客さんがいるなんて最高じゃないですか。。
今の私の心境は、最低でも80歳、可能であれば90歳、それ以上まで働きたいのです。
その時はきっと元気でいるはずです。