※前回、色んなお仕事があるなかで、いわゆるコンサルティングとか助言のお仕事があり、私も生業の一つとしてやってます、ご縁は、前職のお客さん企業からです、とお話ししました。その続きです。
前職のお取引相手がコンサルとか助言先のお客さんになることは、他のシニア起業されている方々でもよくあることのようです。
それはそうです。
だって、実際に一緒に仕事をしていたから実力のほど(詳しいとか)は解っているし、
お人柄だって解っているから安心できる。
一方、前職とは何のご縁もない会社さんがクライアントのケースもあります。
私の場合は、講演がご縁でした。
講演イベントで講師としてお呼ばれするのですが、
私は当日お話しするだけの講演は嫌なので、事前にリハーサルを行い、内容を詰めていきます。
場合によっては、3回、4回、リハーサルというか、デモンストレーションする場合もあります。
そうなると、自然とお客さんと距離が縮まります。
ある会社さんのケースでは、講演は講演でいいのですが、
社長さんが一番悩んでいたのは本業の事業が、まったりしていることでした。
あるとき、私から「ビジネススクールでやる事業分析のお話しでも(無料で)致しましょうか?」といったら、
興味があるから教えてと言われました。
以前、国内のビジネススクールの課外授業みたいなことを引き受けたことがあり、その時の資料を使って気軽にお話ししたんです。
※ MBAの本には、ふつ~に書かれていることですが、マーケティング手法一つをとっても様々な分析手法があります。
3C分析、SWOT分析、セグメンテーション、ターゲティング、ポジショニング、バーティカル・インテグレーション、ホリゾンタル・インテグレーション、BCGマトリックス、、
英語カタカナの戦略と分析手法があって、MBA本を読んでいると、面白いからスラスラ読めます。
でも、実際の自分の事業に当てはめるとなると、それがなかなかできない。
だから、ビジネススクールの授業で行うのは、具体的なケーススタディを用いて、
実際の企業にある問題から解決策をみんなで考えていきます。
私は、そんなことを、以前、早稲田のビジネススクールの番外編で一コマお話しして、
他の学校でもその資料を使って講義したことあるんです。
それを社長さん達にお話ししたら、よかったら社外のアドバイザーになってくださいな、な~んて嬉しいお声掛けを頂きました。
いま、そういったアドバイザー的な仕事をネットで仲介している仲介業者とかありますが、
わたしは、ああいうのは好きでなく、あくまで口コミとか、実際にあったご縁をもとにお話が盛り上がる系が良いと思います。
※だって、変じゃないですか、派遣登録されたアドバイザーを、ネットで仲介してなんて、、。確かに、どこに適任者がいるか解らないというお客さんにとっては便利かもしれませんが、そのアドバイザーの実力もわからないし、会社の機密情報みたいなものにも近づくわけですから、実際に信用できる人でないと深い話にならないですよね。。
※以前、仲介会社から連絡が来て、登録しませんか?なんて言われましたが、丁重にお断りしました。
やはりシニア起業とか、ひとり起業なんてやっていると、昔のような大きな組織で働くとか、会議に出るとか
恋しくなってくるんですよ。
だから、そういった外部アドバザーとか社外コンサルみたいなお仕事は、やっていて楽しいです。
私のように特別なスキルがあるわけでもなく、資格があるわけでもないひとでもご縁が繋がりますから、
定年後~みたいなことを考えるときに、一つの選択肢としてコンサル、アドバイザー、社外顧問は、面白いと思いますよ~