※49歳でサラリーマンを辞めてしまい、その後、四苦八苦してお仕事と生活を繋いできた私のお話し、つづきです。

 

外資系証券会社にいると「50歳」というのが一つの目安になります。

 

なぜかというと、50歳以上の人なんてほとんど見かけないからです。

 

周囲を見渡しても、20代、30代のひとばかり。。

 

皆さん若い優秀なかたです。

 

 

日本の企業でもそうですが、50歳代ともなると戦力外とみなされることが多いですよね。

 

 

だからサラリーマンは、組織での卒業時期が近づいている感覚になるのだと思います。

 

 

外資系証券の場合、1年1年の契約だから、40代に入ると「来年は卒業になるのかな?」みたいな感覚で過ごしています。

 

 

私は49歳で卒業しましたけど、新卒で就職した三菱石油なら59歳のような年齢でした。

 

49歳で卒業は、私にととって定年と同じ感覚だったのですが、なってみてから初めてわかることがほとんどで、大変なことばかりでした。

 

 

まず、次の仕事の選び方ですが、大きく2者択一が出来るんですよ。

 

1つ目は、一つの組織で一つの仕事をする。

 

いわゆる転職がそれです。

 

 

もう一つは、目からうろこだったのですが、、複数の組織で2つ以上の仕事をすることができるんです。

 

例えば、月・水・金と「商社で事務仕事して」、火曜日・木曜日は「雑誌社のカメラマンとして働く」

 

あくまで例えで、でも、全然いい例えじゃなくてスミマセン。。

 

それは、更に「勤め人」&「自営業・フリーランス」という組み合わせもできるので、バリエーションは様々です。

 

 

こんなこと、100%サラリーマンのときには思いもつかなかったです。

 

私の場合、極端な例でしたが、

 

「自営業で、2つの法人を立ち上げ、2種類の仕事をする」という道を選んでしまいました。

 

 

お伝えの通り、積極的に選んだわけじゃなく、消去法で決めていったら、残ったのが、もっともいばらの道の「新法人x2」になっちゃったのです。

 

それは、「非営利NPO法人」の運営と「ひとり株式会社」の立ち上げの2つです。

 

最初は、どちらも、まったく上手く行かなくて精神的にまいった時期もあるのですが、

 

※NPO法人も上手く行かない、シニア起業は収入ゼロ(でも、子供たちは中学・高校)なんて、毎日、不安でたまりませんよお~

 

 

でも、10年経ち今、2つの法人を回すって、とてもうまく機能するんですよ。

 

つまり、一方の運営が上手く行っていない時、他方の業績が順調とかなると、心の平和~が保たれるとうことです。

 

だから、複数の仕事をするというのは、50代以上になってからは、おすすめです。

 

最近は、副業解禁なんて言葉を国が言う時代ですから、

 

50代サラリーマンのうちから、副業にトライして、将来の選択肢を作っておくのはとても良いことだと思います。

 

※この話は、定年後に2つという話しとは少し違うのですが、複数の仕事をすることに慣れておくのは良いと思います。

 

サラリーマンのうちに副業して、例え上手く行かなくても、ダメージは大きくないですから。

 

複数の仕事をする中で、自分がどういうことをしたいのか?どういうさいのうがあるのか?見つけられるかもしれません。