※貯えもないのに49歳定年となってしまった私は、、しばらくして、焦って再就職を試みます。
結論から言うと、殆どの再就職は上手く行かなかったです。
私の場合、最大の理由は、、
理由1.がん患者さん支援活動をしたいから、ゴールドマン辞めました。とはっきり言っちゃっていたからです。
でもこれは、いいと思っていました。
なぜかというと、採用する側の人は「何でこの人、会社辞めたの?」と最初に思うからです。
私もゴールドマン時代は、採用する側にいたので、嘘を言う人はすぐにわかりました。
「なぜうちに来たいのですか?」「なぜ、辞めるのですか?」という質問に
人工的な理由を作ってくる候補者は、ほぼ全員です。
95%以上。
だけど、申し訳ないですが、採用する側の私たちは、百戦錬磨で、そんなウソ、すぐにわかるんです。
そうなると「嘘を言う人は信用できないし、この人と一緒に働いても、いつも、嘘ついているんじゃないかと疑心暗鬼になるよな」と採用しません。
でも、たまに、本当に正直に受け答えする人は、信用できるので、あとは、能力とか人柄を見ます。
採用側にいた私なので、正直に「もう50代になります。外資系証券では50代以上で働くなんて難しいです。一方、私はがん患者さん支援をしたいのです。でも、それでは食べていけないので、働かなくちゃいけません。一生懸命働くので、お仕事ありますか?」
とはっきり言いました。
みなさん、のけぞるのですが、
なるほどねえ~
珍しいかたですね。。
そんな感じの反応です。
そして大抵同じことを言われるのですが、、
「うちの仕事が、ファーストプライオリティー(第一優先)だったら、本当に嬉しいんだけどなあ~」
嘘でも良いからそう言ってくれませんか?と言われたこともありました。
あとは採用手続きに回すからとまで言われました。
でも、嘘は嫌だったので、一生懸命頑張って働きますし、期待に応えるつもりですが、
私がやりたいのは
使命感を感じている、がん患者さん支援なのです、
面接でこんなこと言うなんて、おバカさんでスミマセン。とか言いました。
3社受けて、全滅で、、
しかし、あるひょんなことから畑違いの「大学の仕事」と縁が結びつきました、、
つづく