私は、いま、自営業と言うか、自分で会社を運営していますが、サラリーマンをやっている当時は、

 

まさか、自分が会社を設立するとは1ミリも思いませんでした。

 

でも、いま冷静に考えて、サラリーマン人間は、最後は自営業という選択になるのだと思います。

 

 

今日はそのことをお話しします。

 

 

49歳定年をしたときは、所謂、自営業と会社の違いすら解っていませんでした。

 

自営業とは、個人事業主のことで、法的には「個人=自然人」となります。

 

例えば、商売をしている人とか、フリーランスで働く人の多くが自営業=個人事業主です。

 

 

一方、会社とは、株式会社のことで、法的には「法人」になります。

 

だから、相手方が見るリスクは、個人事業主の場合、その個人のリスク。

 

一方、法人の場合は、個人と切り離されて、法人単体のリスクを見ます。

 

比較すると、色んな違いがあるのですが、、

 

 

あ~、、そんなこと、今日のブログで書きたいわけじゃないので、、すっとばして、、

 

じゃあ、なぜ、私が「株式会社」を選んだかと言うと、単純。

 

 

扶養家族が、中3女子、中1男子、妻、と3人もいたので、社会保障という観点から、法人がいいや、と思いました。

 

また、自分がサラリーマンを、20年以上続けていて、厚生年金に加入していたので、

 

49歳定年で、厚生年金の受給資格を喪失してしまうのが、嫌だったことも理由の一つです。

 

 

つまり、何か?ビジネスをするために会社を作ったわけじゃなく、

 

取りあえず、作ったというのが正直なところですが、

 

※そんなんでも、全然いいと思います。

 

 

実際、年金受給者でなかったら、生産年齢のひとは、自営業者か、サラリーマンになるわけで、

 

私は、一人社長という形態の法人で働く人になったのです。

 

でも、定年と老後を考えたとき、一つの正しい方法だと思いました。

 

 

なぜなら、50代になると、サラリーマンとして働く職業選択肢は、狭まります。

 

平たく言えば、仕事が無いんですよ。

 

 

全く無いわけじゃないですが、

 

 

あの仕事は嫌だ、この仕事は嫌だと、年をとって人が だだをこねると、サラリーマンとしての仕事は無いです。

 

だったら、最後は自分で商売を始めるという選択になると思います。

 

 

私の場合、やりたいことがあって会社を作ったわけじゃなく、、(※理解不能のこと言ってると思うかもしれませんが)

 

社会保障の観点から、法人がいいや~、と、さっさと作ってしまい、

 

そのあとに、どういった業務をする会社にするか?「後で」考えた、へんちくりんです。

 

 

ただ、会社を設立登記する際には、事業を決めなきゃいけないので、

 

仮に、執筆、講演、コンサルティング、とか、色んなこと事業内容に書いておいたのですが、、

 

まさか、本当にこの3つをする会社になるとは思いませんでした。

 

 

ただ、いま振り返って、これら3つの良い点は、

 

仕入れコストがゼロ、在庫がゼロ、設備投資もほぼゼロ、何でもゼロで、

 

利益率が高く、一方、債務不履行になるリスクが低く、

 

 

具体的な事業アイデアの無い人には、いい選択肢だと思います。

 

私は50代の10年間 この3つをやってきたわけですが、

 

60歳で定年して始める自営業としては、悪くないと思います。