※ 会社を辞めることにしたが、患者支援活動ではお給料が出ないと解り、最初から多難な船出となった。なんとか、生活を立て直さなくてはと思い、考えを整理していた。
私の場合、少し変則的で、50歳を目前に会社を辞めることにしてい待ったので、日系の企業の60歳定年とは少し違います。
ただ、外資系証券の場合、50歳以上でも働くなんてなかなか無いので、事実上の定年と同じ感じがします。
一方、大きな違いは、まだ子供たちが学生(中学生、高校生)なので、一般的な子供達も成人し社会人になった定年者(=60歳以上)とは経済的な問題の深刻度が違いました。
つまり、お金が必要なのにない状態で、定年・老後見たくなってしまったのです。
そして、良くないのは「自分のやりたいこと=慈善活動」なので、「それでは収入が入らない=生活が出来ない」という
とんでもない定年後を選んでしまったことです。
会社を辞めることにしてから、
「大変だ、、」とわかった、おバカさんな私でした。
だったら、サラリーマンとして再就職して、収入を得ればいいでしょ。
がん患者支援活動は週末にやればいいでしょ。
となるかと思うのですが、
同じ会話を前職・ゴールドマン・サックスに勤務していた時に会社としていたので、
いまさら、サラリーマンに戻って、週末慈善活動というのがなかなかできない。
そんなの変でしょ!と思うと思いますが、いったん今後のキャリアを決めてしまってから、なかなか軌道修正できないのが私でした。
しかも、そもそも「49歳」で50代目前の人が、再びサラリーマンとして働くといっても、市場価値が低いんですよ。
それはそうですよね。
ど素人の49歳を、うちの会社で雇いたいと思う経営者なんて、まずいません。
もちろん、リクルーティング活動もしました。
心配する家族とか、友人から諭されて、でも、感じたのは自分の市場価値が大暴落したということでした。
※私のリクルーティングについては、後日書いてみたいと思います。話題たくさんあります。
50歳になろうとしている「素人」のサラリーマン、再就職の選択肢は、少なすぎでした。
こうなると、今ある選択肢の中で選ぶのか?
良い案件が出るまで、待つのか?
もし待っていたら、その間に何もしていないことを面接でどう説明するのか?
「ああ、本当に定年になっちゃったなあ」と感じました。貯えもないのに、、
でも、、
こうも考えました。
(できなかったけど)もし、定年まで働いていたら(外資系証券に定年はないけど)、今の状況は定年になったときに解るんだなあ。と。
自分の市場価値が大暴落して、再就職先も殆どない。
何でも良ければ、また、サラリーマンできるだろうけど、それは、問題の先送りに過ぎない気がする。
だから、今のこの状況をしっかり受け止めて「自分の市場価値が大暴落して、再就職先も殆どない」から、
どうやって将来を立て直すか?
真剣に考えるべきじゃないか。。
そう思って、毎日、毎日、マクドナルドの100円コーヒー飲みながら、考えていました。