❏❏❏ 回顧録:2007年7月1日 東京・自宅

 

この日は日曜日。

 

自宅で過ごしていた。

 

元気度83点、手のむくみ:8、疲れ:4,咳:6,足首のかたさ:8、腰痛:6。

 

足首が硬いのは、2月の骨折手術以降、がんにより、足首のリハビリが出来ず、硬く固まってしまった。

 

だから、歩くと、いつも、カックン、カックン、左右アンバランスになり、みっともなかった。

 

週が明ければ、慈恵医大に行き、呼吸器内科で間質性肺炎の治療を受ける。

 

先生は入院しての治療というけど、どんなものなのか?不安だった。

 

この年、4回目の入院となる。

 

これまで42年間の人生で入院したことなんてなかった。

 

それが、2007年は、既に3回していて、来週からまた入院だ。

 

私は入院が大嫌いだった。

 

まるで監獄に入るかのような気分になるからだ。

 

「まさか、入ったら出てこれないなんてことないだろうな、、」

 

そんな不安になる。

 

実際、これまでの入院をみていて、いつも同じ患者の名前の部屋が幾つもあった。

 

あの人たちは何カ月入院しているのだろうか?

 

いな、数年単位で入っているのかもしれない。

 

それが恐ろしくて、いつもその部屋を過ぎる時は急ぎ足になった。

 

サンフランシスコに出張している純子先生からメールが届いた。

 

入院は長くても2週間ぐらいではないかというのだ。

 

咳も鎮まるはず、とあり、安心した。

 

いよいよ、明日、再び慈恵医大病院に戻る。