❏❏❏ 回顧録:2007年6月24日 東京・自宅

 

この日は、2007年のサロマ湖100㎞ウルトラマラソンが開催された日だった。

 

もちろん、私は参加できない。

 

2月に骨折したうえ、それから4ヵ月、精巣がんの治療を受けているからだ。

 

とんでもないことになってしまった。

 

この日は日曜だったが、慈恵医大まで行っている。

 

何をしに行ったのだろう?

 

正直詳しい記憶がない。

 

 

私は既に退院していて行く理由がない。

 

恐らく、讃岐先生に会いに行って、不安な胸の内を聞いてもらったんだろう。

 

そういうことをした記憶はあるのだが、いつの日なのか解らないから、タイミング的にはこの日しかない。

 

翌日、月曜日から、セカンドオピニオンで、様々な病院に行くことになっている。

 

なんとも変なことをしている。

 

慈恵医大が提案した「後腹膜リンパ節郭清手術」が怖くて、他の病院に、そんな手術を受ける必要があるのかどうか?意見を聞きに行くというのに、

 

不安だから、慈恵医大病院の先生に気持ちを聞いてもらう、、

 

讃岐先生たちは優しい、いまでも感謝している。

 

いよいよ、衝撃的なセカンドオピニオンの旅が始まる。