❏❏❏ 回顧録:2007年6月21日 東京・自宅

 

やはり、朝起きると咳が出た。

 

このところ、毎日だ。

 

別に鼻水は出ていないし、風邪のような咳ではない。

 

色んな病気をネットで見るが、よく解らない。

 

その中で、最も怖そうだったのが、肺線維症だった。

 

悪性の場合、半年で死に至るとも書いてある。

 

ぞっとした。

 

聞いたことがない病名だし、お医者さんに言われたわけでもないから、そのままにした。

 

この日もセカンドオピニオンの予約を頑張った。

 

 

マラソン友達の妹さんが、外科医で、相談に乗ってくれるという。

 

彼女は、当時・警察病院に勤めていた。

 

警察病院という病院名は聞いたことが無かったが、彼女がとても親身になってくれて、泌尿器科の医者に通してくれるというので、警察病院のセカンドオピニオンもとることにした。

 

そして、有名どころの病院と思い、がんセンター中央病院(東京築地)、

 

更には、癌研有明病院(東京有明)も予約。

 

夕方、東京医科歯科大学病院の予約も入れた。

 

どこも大きな病院で、有名な医療施設だ。

 

一方、咳のほうはというと、肺というよりも、喉ぼとけのあたりが圧迫されるような不快感で、

 

まるで、喉にゴルフボールが詰まっているかのような息苦しさを感じていた。

 

日に日に、苦しくなっているのが気がかりだった。