❏❏❏ 回顧録:2007年6月16日 東京

 

この日は、土曜日で息子と娘が通う小学校の学校公開の日だった。

 

私が子供だった頃、授業参観日と呼ばれ、平日にあったと思うが、

 

今の時代は、学校公開という不思議な呼び名で、しかも週末の土曜日、

 

東京だからなのか?時代が違うのか?不思議な感じがした。

 

私は妻と一緒に小学校に行った。

 

ハゲ頭を隠すために野球帽をかぶっている。

 

しかし、もみあげが無いし、後ろも髪の毛がない。

 

眉毛すらない。

 

近くで見たら「えっ?何この人、髪の毛が無いのをかくしているの?」と思う。

 

ただ、こうして息子の小学校生活を垣間見れて幸せだと思う。

 

4月に、抗がん剤が始まる前に入学式に参列した。

 

その時は、暫くは病院から出られないだろうし、次に私が学校を訪れることは、いつだろうか?などと将来を不安視していた。

 

生きていられるのか?

 

そんなことすら感じた時だった。

 

今はまだ、治療を追えていないし、お腹にがんの影がみえると言われている身だ。

 

決して健康ではないが、こうして再び学校に来れたことが幸せだった。

 

元気度85点、手足のむくみ:レベル8、疲れ度:レベル6,頭痛:レベル5,目のしょぼしょぼ度:レベル5、足首のかたさ:レベル8

 

どれをとっても、変わり映え無く、イマイチだ。

 

この日から腰が痛くなってきたのが、不安だった。