❏❏❏ 回顧録:2007年5月1日 東京・慈恵医大病院

 

第2クール1日目(Day-1)

 

朝9時に「ブレオマイシン」、それから1時間後「シスプラチン」。

 

そして昼食をはさみ、午後2時に「エトポシド」の投与。

 

3種類の抗がん剤が点滴から投与された。

 

意外だった。

 

第1クールの初日と異なり、とても楽だ。

 

第1クールの8日目、15日目とも異なる。

 

あの時は、ブレオマイシン単剤でだるくて動けなかった。

 

でも、それよりも楽だ。

 

この日の点滴は、うまくいかなかった。

 

だから、医師が左腕の点滴をあきらめて、左手の手の甲に点滴注射を打ち、手の甲からルートをとった。

 

私はそれが嫌だった。

 

とても神経質になるのだ。

 

熱は37.6℃。

 

乳首のこりこりは痛みが和らいでいた。

 

※乳首のこりこりとは、後にわかるが、乳首にある「リンパ節」にがんが転移して、炎症により腫れあがっていたのだ。

私の場合、がんがリンパ液を通じて全身に流れ、乳首のリンパ節にまで転移していた。