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ジュニチエガワのブログ ~おなかへったーず~

歌う・作る・働く。シンガーソングライティングサラリーマンです。
ぐだぐだ語ります。

「洗練された○○!」とか、
「進化した○○!」とか
そんなのばっかりだとなんか疲れてきませんか?

昭和の匂いがプンプンする昔の家電や車を見るにつけ、
そんなことを思います。
もっとダサくていい気がする。
野暮ったさが足りない気がする。

かっこいい、かっこ悪いって相対的なものだから、
皆がCOOLになろうとすればそれはもう普通で。
ものの程度にもよりますが、「ダサさ・やぼったさ」も
そんなに悪くないものなんじゃないでしょうか。

さらに言ってしまえば、「洗練されたもの」の中にはだいたい
作り手の「かっこいいだろ?」感が透けて見えてるような気もします。
そこらへんにちょっとうんざりし始めているのかもしれません。

そういう意味で旅行先で見るローカルCMの恥ずかしさに似た
野暮ったさは凄く新鮮に映ります。
(社長自らが出てきて棒読みする地元中小企業のCMとか最強)

音楽についてもよく思うんです。
例えば最近のジャニーズとか、すごく曲に力が無いっていうか
あの頃の「スニーカーぶるーす」的なダサさが足りない。

TOKIOの「LOVE YOU ONLY」をカラオケでよく歌う僕としては、
もっともっと聴き手をこっぱずかしくさせるような臭さが欲しい。
だってそれはジャニーズだから許される特権だから。

バンドにしたってどれも洗練されすぎな気がする。
今まで「ダサい」と”通”たちがバカにしてた売れ線ポップスが壊滅、
「通好み」ばかりが生き残って新規の音楽ファンが寄り付かなくなって。
特定の歌手・アイドルに思い入れがある人が買い支えるだけで、

「興味の無い人が気軽に聴ける音楽がない」

そんな状況なのかなと考えています。

というわけで僕の作る曲は今後も野暮ったい感じで行きます。
そう、
「地でダサいんじゃない、狙ってやってるんだ」的な言い訳ですね。
キャリアの長いアーティストをこれから聴いてみようと思ったとき、
まずはベストアルバムって人も多いと思うんですが、
ベテランアーティストのベストって20~30年間の活動から選曲
してるので「代表曲を知る」手段としては最適なんですが、
時代がバラバラだったりして「作品」としては聴きづらかったりします。

結果、
「ベスト聴いていまいちと思ったら普通のアルバム聴いて見直した」
なんていうケースもあったりして。

なので「初めて聴いてもピンとくるアルバム」という基準で
オススメをご紹介していこうかなと思っています。

今回のテーマは「ビーチ・ボーイズ」

ビーチボーイズと聞くと「陽気なサーフィンの曲」という
イメージがあると思うんですけど、実はそれは初期だけの話。
試しにサーフィンの曲を作ったら当たっちゃって、
以後そういうイメージで売り出されちゃっただけで、
ビーチボーイズなんて直球な名前も彼らが付けた訳じゃないし、
メンバーのほとんどはサーフィンが出来ないとのこと。

バンドの中心人物のブライアン・ウィルソンはまさに天才で、
ベーシストでボーカリスト、ソングライターでアレンジャーで
プロデューサーという何でも出来ちゃう人。
ただ非常に繊細な感性の為、休みなしのツアーやレコーディング等の
過密スケジュールによる過労、また何でもこなせるが故の
周囲からのプレッシャーによって徐々に壊れて行ってしまいます。

なので同じグループといえど、時期によって印象がかなり違うんです。

そこで、とりあえずおおざっぱに
①サーフィングループ期
②ブライアン才気爆発期
③ブライアンお休み期

3つに分けて、それぞれのおすすめアルバムをご紹介します。

①夏!サーフィン!がてんこもりの初期の傑作
「サーファーガール」

サーファー・ガール/ザ・ビーチ・ボーイズ

彼らの3枚目のアルバム。
最初の2枚はレコード会社の用意したプロデューサーのもと、
まだ突き抜けた才能を発揮できずにいましたが、この作品から
ブライアンがプロデュースを開始、以前とは比べ物にならないほど
クオリティの高い作品になりました。
ジャケットもチャーミングで、いろんな人がパロディしてますね。


②伝説の名作『ペットサウンズ』前夜、ポップだけど奥深い
「トゥディ!」

トゥデイ/ザ・ビーチ・ボーイズ

いよいよブライアンの天才ぶりが花開きます。

この時期のアルバムはほぼハズレ無しですが、
こちらは曲順の構成がとてもいいんです。
前半(A面)にはアップテンポで元気な曲を、
後半(B面)にはバラードがまとめられており、どれもが最高。
最後にはよくわからないおしゃべりが収録されていますが、
まあそこは気にしないでください。

なお、この作品より後に出た「ペットサウンズ」は
よく紹介されてますが、やや憂鬱でとっつきにくい印象があり、
初めて聴く人にはお勧めしません。


③可愛らしい曲が詰まった、優しいアルバム
「フレンズ」

フレンズ/ザ・ビーチ・ボーイズ

遂にブライアンは精神的に限界をむかえて、
ほぼリタイア状態となってしまいました。
他のメンバーたちはこれからは自分たちが頑張らねば、と積極的に
アイディアを出し合いながら作品を作っていきます。

この時期のアルバムはどれも一般的な知名度の面では
知られていませんが、ファンの中では愛されているものばかり。
その中でもこのアルバムはタイトル通りのあったかい仕上がり。
なんだかんだでブライアンも沢山曲を提供、さすが天才。
ジャケットのイラストもピースフルで素敵です。

久しぶりのこのエントリ、今回はサウンドトラック編でございます。
サントラってCDコーナーでもかなり隅の方にひっそりと
佇んでますよね。
実はあそこにも掘り出し物はあるんです。

というわけで個人的な基準で3枚をご紹介。

マグノリア/オリジナル・サウンドトラック


エイミー・マンが音楽を担当した映画「マグノリア」のサントラ。
ただ、全曲歌入りなのでサントラというよりほぼエイミーのソロアルバム。
彼女のちょっとダークでダウナーな世界観が好き嫌い別れるとは思いますが、
エイミー・マンのアルバムって基本的にあんまり値下がりしてないので、
ちょっとエイミーを聴いてみたいって方はこれがおすすめ。


アイ・アム・サム/サントラ


映画もお勧めの「アイアムサム」のサントラ。
全編ビートルズの愛あるカバーで、参加アーティストも豪華。
僕のお気に入りはさっきも紹介したエイミー・マンの「Two of Us」と
シェリル・クロウの「Mother Nature's Son」。
ビートルズのトリビュートアルバムなんてのは星の数ほどある中で、
サントラってことで映画のイメージに沿うように1枚の中できちんと
統一感を持たせてあるのがおすすめのポイント。


スーパー・ベスト~オリジナル・サウンドトラック:レイ/レイ・チャールズ


レイ・チャールズの半生を描いた映画のサントラ。
彼の代表曲をコンパクトにまとめたベストアルバム的な1枚です。
もちろん全曲本人の歌。
欲を言えばきりはないけれど、最小限のツボを押さえた選曲なので
ソウルミュージックの深い世界に足を踏み入れる最初の一歩には
最適なんじゃないでしょうか。
ちなみにこちらにはサントラのみ続編が出てまして(サントラの続編て何さ)
映画で使われていない名曲が収録されています(じゃあベストでいいじゃん)。
僕は基本ビビりです。

なので、ホラーやサスペンスの類は苦手です。
あとアクション映画も見た後疲れてしまうので、
あまり好きではありません。

ここまで見て「わかる」と思った方にお勧めする映画をご紹介します。
必然的にハートウォームなモノが多いです。

ビッグ・フィッシュ コレクターズ・エディション [DVD]/ユアン・マクレガー,アルバート・フィニー,ビリー・クラダップ

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ティム・バートン作品は基本的に好きですが、一番はと聞かれるとこれ。
父と息子の気持ちのすれ違いを軸に、ファンタジーに溢れた回想シーンと
実に味気ない現実との対比が描かれていて、すごく右脳に訴えかけてきます。

昔、松本人志さんが酷評されてて非常に残念だったんですが、
確かに好みは分かれそうな作品ですね。

「正しいこと」がいつだってぴったり心に当てはまるわけじゃない。
多少のズレや嘘だってあるのが人生、それって素晴らしいじゃないか!
みたいな気持ちになれる映画です。

シカゴ スペシャル・プライス [DVD]/レニー・ゼルウィガー,キャサリン・ゼタ=ジョーンズ,リチャード・ギア

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ミュージカル映画はやっぱり好き!
その中でも「シカゴ」は何度でも見たくなる作品。
特にキャサリン・ゼタ=ジョーンズはずば抜けた歌を聞かせてくれます。
屁理屈抜きで最高に素敵なエンターテインメントの世界。
まだの人はぜひ!

I am Sam アイ・アム・サム [DVD]/ショーン・ペン,ミシェル・ファイファー,ダコタ・ファニング

¥1,543
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知能障害により7歳の知能しかない父と、彼を慕いながらもどんどん
成長していき徐々に父の知能を超えて行ってしまう娘。
彼はこのまま娘を養育できるのか?
娘は父の元にいるのが幸せなのか?
様々な登場人物がそれぞれの答えをぶつけ合って、苦悩して。
これは涙なしでは観れないよ、ほんと。

この映画が特徴的なのは、登場人物に「悪人」がほとんど出てこないこと。
主人公に対立する人たちはいるけれど、彼らも皆「それが一番良い道」と信じて
それに向けてベストな行動をしようとする。
感動的なシーンてんこもり。

映画内の音楽は様々なアーティストによるビートルズのカバー。
これがまた素敵なのでサントラ見つけたら即買いですよ。
体、大事にしてますか?

最近特に体の無理のきかなさが気になってきました。
ちょっと夜更かしするともう吹き出物でたり、
日中ずっと眠かったり、お通じのリズムが狂ったり。
なのでここ最近は特に規則正しい生活を心がけています。

ほんとに健康って絶妙に微妙なバランスで成り立ってますね。
いつも無茶やってたけど、体は黙って聞いてくれてたんだな。
これからはいたわってあげようと思います。

ドラゴンボールとか見て育った僕は

攻撃食らう
  ↓
吹っ飛んで壁に激突
  ↓
「いててて、おめえつええなぁ」


なんて世界観に慣れているけれど、
実際の人の体なんて

高さ1メートルから飛び降りる
  ↓
着地時に足の神経に「ビンッ」と強烈な電撃
  ↓
死ぬかってぐらい悲痛な顔


こんなもんなんですよね。
気持ちとしては元気玉の2~3発打てそうなのに
かめはめ波すら出せない現実。

そう僕らはヤムチャ以下なんだ。
栽培マンに勝てなくとも、バカにしちゃいけないよ。