今でいう「初期パン」です。
パンクがいつ誕生したか、というのはどこをスタートするかで
だいぶ変わってきちゃうのでとりあえずレコードリリースを基準として、
このブログとしては1976年とします。
(76年10月ダムドが出したシングルが最初だそうです)
ということはパンク誕生から来年で40年(!!)なんですね。
76~80年までのイギリスの音楽って本当に面白い!
「下手でもいい!むしろ下手なほうがいい!」
て感じで、どんどん斬新なアーティストが生まれた時代。
ただ78年ごろからだんだん同じパンクでも少しづつ方向性が
分かれていき、79年には色々な「新たな方向性」が発生しました。
今回はそんなニューウェーブ達の第一歩を「僕の好みで」ご紹介します。
ザ・スリッツ「カット」
カット/ザ・スリッツ

世界初の女性パンクバンド、スリッツ。
活動初期は比較的普通の曲調だったのが、
ダブの影響からどんどんぶっ飛んだ方向へ。
出来上がったのは実に個性的などろっとした音楽。
もう出てきた当初のパンクとはまったく別物ですね。
本来ならとっつきにくいようなものですが、
気の抜けたへたうまボーカルが敷居を低くしてくれてる気がします。
ちなみに今回紹介したファーストも最高ですが、
セカンドアルバム「大地の音(Earth Beat)」では
なぜか1曲日本語で歌ってくれてます。これも最高!
シークレット・アフェアー「グローリ・ボーイズ」
グローリー・ボーイズ+2(紙ジャケット仕様)/シークレット・アフェアー

60年代半ばに一世を風靡した「モッズ」。
スリムなスーツを着てパーカーを羽織って、スクーターに乗って。
そんな彼らのスタイルが再評価されたのもこの時代。
The Jamをきっかけにして始まったこの再評価で数々の
「ネオモッズバンド」が生まれてきました。
シークレット・アフェアーはその中の代表的な1組。
しゃきしゃきと歯切れの良いサウンドがすごく好みです。
ネオモッズのブームは長くは続かず、これらのバンドも
ほとんど残ることはありませんでした。
ただ彼らの流れからおしゃれ感を強めて「ネオアコ」が誕生するので
血は脈々と受け継がれていくんですね。
ザ・スペシャルズ「スペシャルズ」
スペシャルズ/ザ・スペシャルズ

パンクって始まった当初からジャマイカ音楽(レゲエ、スカ)との関係が
深かったんですね。(クラッシュも最初のアルバムでレゲエをカバー)
ジャマイカからの移民の影響だそうですが、
そうなると必然的にイギリス産のスカバンドが出てくるわけです。
それがこちらのスペシャルズ。黒人と白人の混合バンドというのもミソ。
ここから2トーンブームが発生。
現在も「スカコア」などでしっかりDNAは生き続けていますね。
僕はパンクが好きと言ってもやるのは向いてなさそうです。↓




















