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ジュニチエガワのブログ ~おなかへったーず~

歌う・作る・働く。シンガーソングライティングサラリーマンです。
ぐだぐだ語ります。

キャリアの長いアーティストの作品の中から
「初めて聴いてもピンとくる」という基準で
僕の独断で選んだものをご紹介するこのエントリ。
前回ポリスを取り上げたので今回はスティング編です。
安易でしょ?

人気の絶頂でポリス活動停止、
ソロ活動をスタートさせたスティング。
初期は「ホントはこれがやりたかったんだ!」と言わんばかりに
ジャズジャズした音楽世界を繰り広げます。
ポリスの延長線上のものを期待したファンはびっくり。

実は僕もちょっと初期スティングは苦手で…すみません。

ところが、両親が立て続けに亡くなった80年代末頃から
やや作風に変化が。
ジャズのエッセンスはそのままに、更に幅広い音楽性を取り入れて
再構成することで独自のスタイルが誕生。
難しいことしてるのに持前のポップセンスでとっても聴きやすいんです。

今回はそんな彼の作品の中から
僕の好みで作品を3つセレクト。
(…初期からは選べませんでした…。)
ぜひお試しください。


明るくカラフルな傑作。
「テン・サマナーズ・テイルズ」1993年
テン・サマナーズ・テイルズ/スティング

¥1,512
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ソロとしては4枚目のアルバム。
1、2作目はジャズ趣味の濃いアルバムでしたが、
3作目では内省的な落ち着いた作風に。
次もそう来るかと思わせて…
今作ではポンっとはじけるようにポップな世界が広がります。

とはいえ、詞を見るとスティングらしい真面目な問題提起も多く、
ハッピーなだけじゃない深さがあります。

クールな彼がふいに見せるはにかんだ微笑みのような
とても愛おしいアルバムです。


ヒット曲も多いですが、この曲が1番有名かな?超名曲。

 

色んなジャンルを吸収、再構築してこんな贅沢なアルバムに。
「ブラン・ニュー・ディ」1999年
ブラン・ニュー・デイ/スティング

¥1,512
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「ミレニアム」に沸く99年リリースの6作目。
世界中で見事に大ヒットしアメリカだけでも300万枚以上、
全世界では約700万枚のセールス!!
グラミー賞も2部門で獲得したそうです。

もちろん内容も
それまでの集大成と呼べる濃密さ
ジャズ、ラップ、R&Bをはじめ、カントリー風や中近東風まで。
これらをミックスして再構築、個性的かつ統一感のとれた作品に。

この方向性が続くかと思われましたが、
2001年の同時多発テロ(9.11)以降、
またちょっとシリアスな作風へ。


アルバムのオープニングを飾る曲。この曲でも多国籍感が香りますね。



名曲たちをオーケストラとともに再録音。あらたな魅力発見!
「シンフォニシティ」2010年
シンフォニシティ/スティング

¥2,571
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2010年、巷では洋楽邦楽問わずカバーアルバムや
過去のリメイクアルバムがブームのなか、
ついにスティングもリメイクアルバムをリリース。
ちょっと不安がよぎりましたが、そんな心配は無用でした。
今まで聴いたリメイクものの中で最高の出来です

ポリスからソロの代表曲、ヒット曲はもちろん、
シングルカップリング曲や人への提供曲まで
初心者からマニアまで楽しめる内容。
オーケストラアレンジもしっかり練られていて、
やっつけ感全くなし。
これはまじお勧めです。

このアルバムのリリースとともにオーケストラを従えて
ツアーを開始、その模様を収めたDVDも出てますが、
こちらも最高。


ポリス時代の曲もこんな感じに。むちゃくちゃかっこいいなぁ。


キャリアの長いアーティストの作品の中から
「初めて聴いてもピンとくる」という基準で
僕の独断で選んだものをご紹介するこのエントリ。
今回はポリス編です。

ポリスと言えばあのスティングが所属していたバンド。
パンクの全盛期にデビューしたものの、
実は他のバンドに比べ年齢は若干上。
経験も豊富で演奏技術も勢いだけの他のパンクバンドとは
一線を画していました。

なのでパンクの時代が終わっても
彼らは鮮やかに方向転換を図って更に成功
そして人気の絶頂で解散。
その後スティングはソロでも大成功。

今回はそんな彼らの作品の中から
僕の好みで作品を3つセレクト。
ぜひお試しください。


初期の傑作!パンチが効いてます。
「白いレガッタ」1979年
白いレガッタ/ポリス

¥1,851
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彼らの2枚目のアルバム。
1作目はパンク全開の勢いのあるアルバムでしたが、
早速洗練されたセンスが開花、
レゲエも香る個性的な音楽世界が堪能できます。

実際はツアーの連続でまともに時間が取れず、
曲も揃ってなかったそうですが、
勢いで押し切って結果としては大成功、
アルバムはイギリスのチャートでNo.1。
そしてここを足掛かりに彼らは世界へ羽ばたきます。

ヒット曲もたくさん収録されてますが、僕はこの曲が好き。


スティングのソングライティングはさらなる高みへ。アルバムの完成度ではコレ。
「シンクロニシティ」1983年
シンクロニシティー/ポリス

¥1,851
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83年発表の最後のアルバム。
とにかくスティングの書く曲がいい!
特にレコードでいうB面がほぼベスト盤状態。

もちろん売れに売れて、あの
マイケル・ジャクソンの「スリラー」
全米チャート1位から引きずり落としました。
アメリカではそのまま17週に渡って1位をキープ。
まさに絶頂。

ただメンバー間の関係は崩壊寸前
ツアー終了後の84年に活動を停止します。

その後86年にもう1回だけ
レコーディングに挑んでみたそうですが、
結局昔の曲の再レコーディング1曲だけで終了。
もう限界だったんですね…。


プロモにもお金かかってます。


初期と後期、どっちのライヴも魅力的
「ポリス・ライヴ」1995年
ライヴ/ポリス

¥3,356
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初めての人に2枚組を勧めるのもどうかと思うんですが、
やはりこれは買って損なし。
DISC1には初期(1979年)の勢いのあるライヴ
DISC2では解散間際の脂の乗り切ったライヴが聴けます。

初期の演奏の魅力は3人の音で勝負してるところ。
3ピースならではの音の隙間を生かしたアレンジが聴きどころ。

逆に後期はコーラスも含め大所帯。
スリルはないけれど、ゴージャスで曲目も豪華

その日の気分で選べるお得盤です。

ところでスティングを見てると
「ベース弾きながら歌うのかっこいいな」
なんて思うんですが、
実際やってみるとものすごい難しいですね!
スティングの場合その上ジャンプとかしてますからね。
まず体力つけなきゃ…。

83年のライヴより。ポリスの代表曲といえばこれ。

60年代にデビューしてから現在に至るまで、精力的に活動を続ける
天才アーティスト、トッド・ラングレン

キャリアが長いために名盤と呼ばれる作品が多数ある反面、
「んじゃこりゃ」
と思うような作品があるのも事実。
最初の1枚に何を選ぶかでかなり印象が変わってしまうアーティストです。

という訳で取っ付きにくいけれど
ハマってしまうと抜けられない彼の魅力が
比較的分かりやすく出てる3枚をご紹介。
是非お試しください。


「”ラント”バラッド・オブ・トッド・ラングレン」1971年
ラントザ・バラッド・オブ・トッド・ラングレン/トッド・ラングレン

¥1,512
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ジャケットのインパクトが強烈なセカンドアルバム。
ただ内容はタイトルが示すようにバラード中心。
その後のトッドには見られないような、
素直でシンプルな曲が並ぶ1枚
ベストアルバムに収録されるような派手な曲はないけれど、
アルバム全体に流れる優しさはこの作品ならでは。

個人的には彼の作品の中で1,2を争うくらい好き。

変人扱いされることも多いトッドの
シンガーソングライターとしての才能が光ります。


アルバムのオープニング曲。まさに極上のポップ!↓



「誓いの明日」1976年
誓いの明日/トッド・ラングレン

¥2,052
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アナログA面をまるっと使ってビートルズや
ビーチ・ボーイズ等の完全コピーに挑戦。

そう、【カバー】ではなく【コピー】
曲の細かいところまで分解・解読して、改めて一から作り上げた
例えるならば「研究発表」のような世界。
「天才と変態の紙一重」感がたっぷり味わえます。

ただこの完コピだけがこのアルバムのウリじゃありません。
B面のオリジナル曲集も素晴らしいんです。
コレを聴けば、
「紙一重って言ったけどやっぱり天才だ。」
安心できるんです。


B面収録の代表曲の一つ。ポップだけどすごく個性的な曲展開。やっぱり天才。



「ア・カペラ・ツアー」2001年
ア・カペラ・ツアー/トッド・ラングレン

¥2,862
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このCDは「オフィシャル・ブートレッグ・シリーズ」として
1985年にアメリカ、ダラスで行われたライブを収めたライブ盤。
公式なんですが、ブートレッグ並の音質。

同じ年に出たアルバム「ア・カペラ」を引っ提げてのツアーだったんですが、
楽器は、ギター、ピアノなどがちょこちょこ出る程度。
基本的には11人のミュージシャンによる「声」がメイン。

うーん、素晴らしい。
代表曲盛りだくさんの内容なのはもちろん、
聴きなれた曲にもはっとさせられる見事なアカペラアレンジ。

なんでもっとちゃんとしたレコーディングしなかったのよ!?

このツアーの様子はあまり映像として残ってないみたい。
こちらは画質は悪いですが、3人の息の合ったハーモニーは必見。
共作って以前からやりたかったんですよ。
自分一人の発想では出てこなかった
新しいアプローチができるじゃないいですか。
というわけで、

「丘の上から」


「当てのない船、音の無い線路」


元ツキホトトギス、
青春ソングライターの吉川奨くんとのコラボ作品2曲です。

元々同時期にバンドをやってた良きライバル。
最近Facebook経由で再会、ちょっとやってみようよとなりまして、
気付いたらあっという間に曲になりました。

こういうのって、とっても刺激になりますね。
同じように作詞作曲をするんですが、やはりタイプが違って。
彼は作曲ではじっくり煮込んで、録音はさっと強火で炒めるタイプ。
僕は曲作りはささっと手早く、録音であれこれ味付けするタイプ。

さて、おいしく仕上がったかしら。


ちなみに彼のブログがこちら。僕のことを書いてくれてますね。ふふ。
江川くんとのコラボ作品|吉川奨~青春ソングライター~ブログ
ビートルズ
言わずと知れた世界でもっとも知名度の高いバンド。

当然フォロアーも多く、パロディものもたくさん生まれました。
もちろんどれも愛情に溢れた微笑ましいもの。

今回はその中でも
ぜひ聴いておくべき作品を3つご紹介。
これらを聴くことでまた違った角度から
ビートルズの面白さが見えてきます。
ぜひ、お試しください。


ザ・ラトルズ「4人もアイドル」1978年
四人もアイドル/ザ・ラトルズ

¥1,234
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ビートルズパロディで最も有名なのがこちら、ラトルズ
元々はバラエティ番組の企画でスタートしたもの。

ところが、これに参加したイギリスの代表的コミックバンド
「ボンゾ・ドッグ・バンド」の二ール・イネスさん、
この人がとんでもない才能の持ち主
ビートルズをモチーフにして、キャッチーで素敵な曲を
アルバム1枚分以上作っちゃいました。
で、そのサントラ盤がこちら。見事な名盤!

初期から後期までバランスよくパクっており、
知ってる人なら思わずにやりとする仕掛け満載。

もちろん番組も成功。
現在もDVD等で気軽に観ることができます。
番組内では本物のビートル、ジョージ・ハリスン
レポーター役で出演してます。


見事なパロディセンスとメロディセンス。



ユートピア「ミート・ザ・ユートピア」1980年
ミート・ザ・ユートピア(K2HD/紙ジャケット仕様)/ユートピア

¥1,543
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アメリカの誇るポップの魔術師、トッド・ラングレン
彼が率いるバンドユートピア
がっつり挑んだビートルズパロディアルバム。

さすがはトッド、
どの曲もビートルズっぽさを残しながら
しっかり自身のオリジナリティを出してます。

ポイントは参考にしてる時期が
サイケっぽい中期ぐらいまでということ。
トッドの好きなビートルズはここまでってことなんでしょうね。

アルバムの1曲目がこちら。
ハーモニカの感じがまたビートルズっぽい!


リボルバー「ノーザン・ソングス」1979年
愛なき世界~ノーザン・ソングス/リボルバー

¥2,700
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ビートルズの地元、イギリスのリバプール。
そこのマイナーなレコードレーベルから出された謎のアルバム

演奏してる「リボルバー」が何者なのかは分かっていません。
というか、
「ビートルズが過去に他人に提供した曲を
本人たちが演奏したらどうなったんだろう」

というコンセプトの元、プロのミュージシャンが集まって作られた
その場限りのグループってことみたいです。
ということで前の2作とはちょっと性格が違い、
こちらは全曲レノン&マッカートニー楽曲
メロディは安心のクオリティですね。

このアルバムの発売翌年にジョン・レノンが亡くなってしまい、
追悼の意味からか、意外に売れたそうです。

ジョン役の人の声が似てる!