洗礼を受ける前にお祈りの仕方を覚えた方が良いということで、教会でお世話になっているシスターが開いている祈りの集いに誘ってくださったのです。
正式には黙想会というのですが、要は日常を離れて静かにお祈りをして過ごす会。
最近になって、お祈り=お願い事とは違うんだなと気づいたものの、じゃあ祈るってどういうことよ?と思っていたので、修道院なんて緊張するけど思い切って行ってみました。
市ヶ谷駅を出て外堀通りからちょっと脇へ入ったところに修道院がありました。
こういうところの常なのか、人が生活しているわりにはひっそりとしていて、ドアを開けて入って良いのか迷い、本部入口・宣教室入口・援助修道会入口と3か所の案内板にも惑わされて、雪の敷地内に怪しい足跡をつけてしまいました(笑)
ドアを開けると、こちらのシスターと思われるおばちゃんが迎えてくれて、後ろからウチのシスターが。
「雪の中よく来たね」と言ってもらって、緊張がちょっとうすれてホッとします。
そういえば、いわゆる「シスター」って、あの修道服のイメージありますよね。
某映画でデロリスが「まるでペンギンよ!」と言ったアレです(笑)
もちろん教会に行くと修道服を着たシスターもいらっしゃるんですが、必ずしも決まっているものでもないらしく、この修道院の中でもシスターは皆さん普通のお洋服でした。
さてさて、今回の集いは8名の女性が参加でした。
どうやらまるっきりのド素人は私だけらしく、別にアウェイ感はないけど浮いてる感はありました(笑)
でもグループワークとかはないので、ひと通り軽く自己紹介して会がスタート。
ちなみに本日のスケジュールがこちら。
まずシスターからお祈りの仕方やテーマの説明があります。
きっちり書くと専門的だし、自分でも説明しきれないのでざっくりいきますが、今回のお祈りの仕方は『対話的祈り』で、友達と話すように神さまと対話する。
「そうはいってもさ~」と思うでしょうが、とにかくやってみるのです(笑)
で、テーマとして聖書から、まず午前中はイザヤの預言の一節(58・7-10)が渡されました。
この内容を自分の日頃の行動や考えに照らし合わせて思いを巡らしつつ、心に響くこと、引っかかって向き合えないことなどを神さまにお話しする=祈るのです。
はい、もうすでにハードルが見上げる高さにあります(笑)
理屈で言うとこういうことなのですが、とにかく今日は初めてなので、静かに心を落ち着けて「何でも思ったことはそのまま神さまに聞こえてる」と思えばいいと、自分に集中することから始めました。
修道院の中には小さな聖堂もあって、皆さん思い思いの場所でお祈りをしました。
普段、何もせず黙ってただ椅子に座って1時間過ごすことってまず無いです。
飽きて時間を持て余しちゃうんじゃないかな~なんて思ってましたが、始めてみると意外に集中力が切れませんでした。
とはいっても、物音に気を取られたりしたんですけど(笑)
自分なりに神さまと対話してみたつもりです。
向こうからリアクションがあるわけじゃないので「ちょっと聞いてる?」的な感じでしたが。
1時間後、聖堂からお部屋に戻って祈りの中で心に残ることや気づいたり感じたりしたことをノートにとります。
誰かに見せるとか発表するとかはしません。自分メモです。
ノートを取っている間、後ろではシスターたちがお昼の準備をしてくださってまして、ノートよりそっちに意識を持っていかれてました(笑)
ランチのメニューは、シスターが作ってくださったクリームシチューとマカロニサラダ♪そしてバゲットとみかん。
祈りの感想を話したり、プロテスタントや他のカトリック以外の教派の方が数名いたのでカトリックとの違いなどをお話しながら楽しくランチしました。
午後も同様にテーマが出されて、マタイ福音書(5・13-16)に基づいて聖堂で1時間祈りました。
が、食後ということもあって午前中ほど集中できず、外で雪かきが始まって「あ~、ウチの方はどうなってるかな~」なんて考えちゃったりして意識が拡散しまくりでした。
まぁそんなもんだよね、とムリに軌道修正はしませんでした。
最後に貴重な時間を得られたことを感謝して終了。お部屋に戻ってノートを取る。
で、その後は修道会の別のシスターお手製チョコプリンと帝国ホテルの紅茶でティータイム♪
美味しかったです(^^)
初めての黙想会で思うように気持ちをコントロールできないところもありましたが、こういうのはやっぱり一朝一夕でできることではないそうなので、今日は「こんなものなんだな」という感想が得られれば良しと思うことにしました。
明日からのミサが今までと違ったものになりそうな気がします。