事の始まりは、白狼さんからの1本の電話からでした
「娘の運動会で友達と偶然会ってねぇ~、その友達の息子がCB400SF乗ってるんだけど、調子悪いみたい
見てくれる?
」との事でした。
そこから今年もバイク屋さんが開業しちゃいました
暫くはプライベートのバイクを手掛けていて、他のバイクは受け付けてなかったのに~
CB400SFは、マフラーに合わせてのキャブ調整と同調、フェンダー交換・塗装剥げのタッチアップで終わりました。(フェンダー交換・タッチアップは白狼さん担当)
そこへSさんのTZR250後方排気が久々の登場![]()
Sさんとも久しぶりにお会いしたので、SさんのTZRも久々の拝見でした。
予てより、私のTZRがヘッド面研したので、ノーマル仕様だったSさんのTZRと乗り比べさせて下さい
とお願いしていたのでした。
募る話もそこそこに、早速試乗
Sさんが「ちょうど良かった
何だか最近調子悪くて、125cc程度しかパワーが無いんですよね~
見てもらえませんか?
」
いやな予感はして来ましたが、どんな調子なのか試乗してみました。
・・・言われた通り125cc程度でした
「どちらか片方カブってるなぁ~」と思っていましたが、それ以上にステムシャフトが緩んでいる事にびっくり![]()
Sさんは、この状態で家から来たそうです
危ない・危ない。
「今度TZRを総点検しましょう
」と告げると、「実はチャンバーも付けて欲しいんですよね~
」
・・・と言う事で、3年ぶりのTZR250総点検が始まりました。
今回チャンバーはSP忠男のジャッカルを装着します。
「チャンバー入れるなら
」と余っていたノーマルヘッドを0.7mm面研して一緒に組む事にしました。
Sさん大喜び
今回は、燃焼室も少し加工してみました。
私のより出来が良い
チャンバーとの相性がどうなのか楽しみでした![]()
チャンバー装着時に気付いたのですが、サイレンサーのリベットが少し緩い感じだったので、サイレンサーバンドを取ってフレーム固定しました。
ここまで来ると「後はキャブ調整で終わりだ~」なんて思っていましたが、この後トラップにはまりました
何度MJを換えても片肺状態が直らない。
プラグを換えてもダメ。
終いには、左側テールエンドからオイルが垂れて来る始末
この時「はっ」っと気付きました。
試しにエンジンを掛け、チョークを引いてみると・・・何も変わらない。
気持ち回転が上がる程度で、さほど変わらない・・・
「もしやコイツか
」と思いチョークバルブを外して見ると、見事に左側のキャブだけ半開きで固着していました。
何故かスプリングもグチャグチャになっていて、半分にちぎれていました。
右のスプリングは正常で、左のスプリングが今回イタズラをしていたチョークバルブのスプリングです。
キャブの中でちぎれてグチャグチャになり、引っかかって固着していた様です。
しかも半開きで・・・
それが原因で左側シリンダーだけ燃料が濃くなり、片肺状態だったみたいです。
ホームセンターで同じ直径のスプリングを買って来ました。
長さを右側のスプリングと同じ長さでカットし、シリコングリスを付けてチョークバルブに組付ました。
バルブが中でちゃんと動いているか、細いストローを抜き差しして確認してみました。
組上げてエンジンを掛け、チョークを引いてみると・・・
「ウォーン
」と回転が上がりました
早速、試運転をしてみました。
見事、片肺状態は直り、気持ち良い加速でした![]()
MJも#260で良いプラグの焼け具合です
後は、低速の微調整をPSで行って終了です
現状で試乗してみて、「俺のFZR400・SP仕様よりも、パワーバンドに入ってからが速い
」って思いました。
低速もまだまだ荒い所は有りますが、ヘッド面研で圧縮比を上げている分ノーマルよりもトルクフルです
最終調整をして、週末には納車かな?







