最近、フランス側発送者が輸出書類にEORIを未記入だったが為に、商業用貨物の輸出にストップがかかり、数ヶ月にわたり荷を止められたというケースを聞きました。
詳細はわかりません。
EORI 番号の申請、取得はネットで容易に出来るので、
数ヶ月にも及び荷がストップしたということは、、、
- 発送者がEORI 番号を持たない。EORI の存在を知らない。
- そもそも、EORI番号の元となるSIRET を持たない
つまりは、事業登録をしていない
いずれかであろうと思いました。
2021年1月から、EU圏外との輸出入業務には必要書類にEORI 番号の記載が義務付けられています。
EORI番号とは、
Economic Operators Registration and Identification
EORI 番号の構成 フランスの場合
FR + SIRET番号
SIRET があるからと、輸出入時に必要となる書類に勝手にFRを付けて記載してもだめ。税関へ事前申請をし承認を得る必要があります。
↓
EORI番号取得に関しては以前から存在していたらしいのですが、輸出入書類に記載必須となったのは2021年1月から。BREXIT (イギリスのEU離脱)が大きく関係しています。
当時、BREXITに伴う諸々移行の為の猶予期間は2020年12月末日までとなりました。2021年1月から、イギリスは完全にEU圏外国扱いとなり、輸出入に関する規定は以前とは異なり、なかでもEORI番号の取得必須、記載必須となりました。対イギリスのみならず、他EU圏外国も同様。
2020年秋、DHLから再三に渡りインフォメーションが入りました。翌年早々、流通に混乱を来たさぬように、スムーズに遂行する為の情報提供が展開されていたと記憶しています。
"EORI番号の取得をしていない場合は、必ず年内に済ませるように、さもないと輸出入が滞る事態が予想される"といったいささか恐い説明付きで、ご丁寧にもフランス税関サイトへのリンクも貼ってありました。
10月に前述の税関サイトで申請し、早いタイミングで承認が下りました。自分で申請すれば無料。代行業者に申請を依頼すれば有料。
特に複雑なことはありませんでした。
輸出入を頻繁に行っている場合、EORI については既にご存知であり、現在も問題なく輸出入業務が遂行されていると思います。
冒頭のケースは、EU圏外国との輸出入が無いに等しい個人事業主に起こったことかと推察。
最近、事業登録をしたばかりの友人達には、今のうちにEORIを取得しておくことを勧めました。
