2010/6/1~ 中欧の旅 (チェコ プラハ 日本人サッカー選手との出会い編) | JUN-GMCオフィシャルブログ Powered by Ameba

2010/6/1~ 中欧の旅 (チェコ プラハ 日本人サッカー選手との出会い編)

はい、ということで続きです。
このときの日付は2010年6月4日です。

朝5時頃かな、心地よい振動とレールを走る音で目覚めた。深夜に国境を越える所で一度起こされキップと旅券を見せてからはぐっすり寝ていたみたいだ。
寝付きの悪い母も、なんとか寝れたみたいで安心。

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世界の車窓から。

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寝台列車の内部。
朝7時頃だったかな、チェコの首都プラハ到着。ここからはユーロが使えないので換金。物価はユーロ圏内よりも若干安め。
チェコについてから気温が上がってきた。夏を感じます。しかし湿度が高くないので過ごしやすい。

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まず、煙草がきれたので、この国のポピュラーなものを買ってみた。味はまぁまぁ。というか、この頃まだ煙草吸ってた時だったんだなぁ。今は完全にやめてますけどね。

ここでもインフォで予約したホテルに荷物預けて街に出た。値段の割にはいいホテルだった。
ちなみにチェコでは2泊の予定。
しかし宿の近くで、不思議なものを発見。おやっ、

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何かがぶら下がっている。

うわっ人がっ!!

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ってオブジェでした。おしゃれ。

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ホテルは新市街の広場の近く。ここはプラハ随一の繁華街。博物館からつづく大通りにはお店が沢山。夜のお店も沢山ある。ここで夜大変なことに……
ここプラハは、14世紀頃に神聖ローマ帝国の首都であった所で、ヨーロッパでも特に美しい街の一つといわれている。ともかく観光客が沢山いた。

母に「共産主義博物館行くけど一緒に行くかと」尋ねると、やんわり拒否されたので、一人で行くことに。その前に腹ごしらえ。

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海外で米が食いたくなったら、中華料理だ。日本食は高いし、わざわざ外国で食う必要もない。よく郷に入っては郷に従えというが、まったくその通りで、旅先ではその国の食文化を体験したほうがいい。が、さすがに何日もパンがつづくと米が欲しくなる。そんな時は中華料理がいい。まず、世界中ドコにでもあるし、さらにその国のオリジナリティーも加わっているから面白い。ヨーロッパではバイキング形式のとこも多く、しかも手頃な値段で食べれるので、我々のような貧乏旅行者にはありがたい存在。

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しかし、油断していると、とんでもないことになる。

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なんだこれ!!中華料理?いや、たぶんスシなんだろうけど……何が巻いてあるんだ?恐いから食べなかったけど、今思うと食べとけばよかった。しかしスシもどきは海外ドコでも人気なんだね。ただ、中華料理と日本食がごっちゃになってることも多いね。
まぁ米自体は長細いインディカ米でパサパサで旨くないから、チャーハンやかけご飯なんかがおすすめですけど。

その後近くの共産主義博物館へ。
客は少なく、静かだった。

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ご存知だとは思うがチェコは元共産圏。1989年の無血革命で共産党の独裁政権が倒れる。
チェコの歴史を見れば、常にドイツやソビエトなど強国の影響下あった。この後訪れるポーランドやハンガリーも同様だけど。

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↑レーニン象

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言葉がわかればもっと理解を深められるんだけどね。残念。

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↑カール マルクス 共産主義の父。

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少女が見つめる。

その後CD屋などをぶらついて、これをゲットしました。

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コンピです。色んなタイプのラッパーがいて楽しい。CD2枚入で20曲。値段は日本円で1500円くらいかな。

それから母と夕食をとりました。

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肉とザウアークラウトのシンプルな皿だね。俺このザウアークラウトとというキャベツの酢漬けが大好物です。

一旦宿に帰り、着替えて一人夜の街へ繰り出した。

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午後10時をすぎた頃から、やっと暗くなる。
経緯はあまり覚えていないが、向こうの居酒屋みたいなとこで、居合わせたドイツ人達と言葉も通じないのに笑いあって飲んだりしてた。
再び通りに出て、ふらふらしてた、クラブを探していたんだけど、いい感じのとこが見つからない。そしたらなにやらピンク色のネオンが俺を誘っていた。
近くによってみるとチェコ美人が招き入れる。ストリップ?いやそうじゃないらしい。しかも、白人の女の裸なんて、アムスやフランクフルトでさんざん見て来たので今更だ。しかしその女の子が可愛かったんだろうな、入場料は無料だというし、酷く酔っていたのもあって、おそるおそる侵入。
中はカウンターやボックス席があって、下着姿やトップレスの女の子が踊ったり、接客したりしていた。観光客とおぼしき団体や男の客も沢山いた。
女の子達は飲み物(相場より少し高め)を奢ってもらって、そのバックで稼いでるみたいだ。アジアやジャマイカのGOGOバーみたいな感じ。ただそこの子を買えるのかはわからない。しかし日本のキャバくらみたいに時間いくらとかじゃないので、飲み過ぎなければたいしたことない。しかし女の子も乗せてくるので気をつけない大変なことになる。
この店では大音量でHIPHOPが流れていたので、だんだん気分よくなちゃって、乗せられるままにカウンターに上がってしまっていた。女の子といい気で踊っていると、その子の手が俺の股間に……てか、ベルトに手を駆け出した。いや、悪くない、けどここじゃ、とか思っているとベルトがとられてしまった。その時だった、ふと横を見ると泥酔した白人男性が全裸に!!しかも女の子達や仲間に笑いながらイチモツを弄ばれているではないか。俺は思った、ヤバいこのままでは俺も同じ運命だ!!悪くないけど、俺の歌磨呂をここで披露するわけにはいかない。後ろ髪引かれるおもいでステージをおりた。
その後こういう店を2、3軒周り、朝になる前に宿に戻った。
外では大きな声でドイツ人が我が物顔でドイツ語の歌を歌っていた。そういえばプラハではドイツ人の観光客をよく目にした気がする。

翌日二日酔いのまま、母と市内観光へ。

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綺麗な街並みだ。けど眠い。

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観光客でごった返すカレル橋から見たプラハ城。ここへ向う。
ちなみに俺の中でのヨーロッパのお城っていうと、やっぱりレゴブロックです。

どこへ行っても人だらけ。団体客でごった返す。
おやっ、なんだあれは?

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ツアーの添乗員なんだろうけど、旗のかわりに水色のパンティーって……

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大聖堂。昔はドコでも、権力者の力の象徴として大きな宗教施設を作ったんだろうね。

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セグウェイ軍団。レンタルできるんだけど、段差がある所じゃ使えなそうだし。逆に疲れそう。

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キリストはりつけの象。

その後ストラホフ修道院に行き、そこには「哲学の間」「神学の間」という巨大な図書館があるのだけど

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修繕中とかで見れませんでした。写真撮影禁止とかいわれたけど頭きたからシャッター切ってやった。

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そのあと、なんとかタワーから見たプラハの旧市街。屋根の色が統一されていて見事。
ヨーロッパの街は、歴史を愛し、共に生きようとしている。もちろん近代建築もみられるが、旧市街などでは、煉瓦造りの築何百年という古い建物も、内部は最新で現代の生活にマッチするように作り直されている。しかも街全体で統一感が出るように細かい法整備もなされているみたいだ。
日本は古いものあまり残さないからね。しかも都市計画とやらで、どこも同じ景色だし。まぁヨーロッパは地震も少ないし、火事でも燃えにくいから残っていくんだろうけど、うらやましい。

その夜は、一人で地下鉄で15分くらいの所にある、地元で1番大きいといわれるクラブへ遊びにいった。名前はSASAZUという。

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ここまでは一人で行ったのだが、実はここで人と待ち合わせをしていた。

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彼の名は 和久井秀俊 栃木県出身のプロのサッカー選手である。この当時チェコのプロリーグで活躍していた、本物のアスリートだ。
彼との出会いも偶然で、実はこのアメブロを介して知り合った。しかもちょうど、我々がチェコ行きを決めたころで、それならばとコンタクトをとっていた。
そしてこの日、俺の無理を聞いてくれてクラブに連れってくれたのだ。あとで知ったことだが共通の知人がいたりして、月並みですが世間は狭いと感じた。
クラブにいく前にゆっくり話をした、顔も端正だが、頭のキレもいい、とても好青年でした。聞けば高校卒業後単身ブラジルに渡り、そこでプロ契約を結び。一度Jリーグでプレーするも、その後はずっと海外のプロリーグを渡り歩いているという。現役選手の中で、海外でのプレー期間が一番長いのも彼らしい。
家族を養いながら己の力だけで世界を渡り歩く和久井君の力強さにリスペクト。地球の反対側で、こんな日本人がいることが感慨深かった。それからは、彼が日本に帰って来た時に会う仲になりました。

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ちなみに↑この写真は後日彼の帰国時に、六本木のUZI君の店で、偶然会ったLUNAとJAMOSAとSOUL HEADのTSUGUMIちゃんと撮ったもの。
今現在(2012/6/9)はエストニアで活躍しており、昨シーズンは所属チームが準優勝。彼自身もベストイレブンに選ばれるなど大活躍しているみたいです。
HPやブログやフェイスブックなども、マメに更新していて、ファンからはソーシャルアスリートと呼ばれているみたい。また、子供達の育成や、ボランティアにも熱心なので、頭が下がります。
是非ご覧ください。

和久井秀俊 HP
和久井秀俊 ブログ

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クラブの中はこんな感じで、広々として豪華な空間だった。確か3階くらいまであったかな。しかし、音が……欧米の流行歌ばかり。
HIP HOPが聞きたいという俺のわがままを聞いてくれて、ここを出てクラブ3件はしごしたが、結局HIP HOPには出会えず。

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最後にビル全体がクラブというハコにいったが、そこも、1フロアごとに音が違って、全部の階を聞いて回ったが結局HIP HOPには出会えず。
上の写真は、やたらと俺の体に触って来た、チェコ人男子。冠ってるのは俺の帽子。

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まぁ、音はなんであれ楽しかった。ずーっとビール飲んでた。チェコのビールも旨いんだぁ。余談だけどバドワイザーは、チェコが元でアメリカの会社が名前パクったと聞いたことがある。
それから、朝日が昇って来たので、再会を誓い、和久井君と別れた。

小腹が減ったので宿の近くの屋台にいき、

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ホットドックを買ってかえりました。
道すがら、

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おっちゃんが寝てました。行きには下半身むき出しだったのですが、帰りに通りかかったときはズボンを少しあげてました。まだまだ夜は冷えるよ。


翌日、世界一美しい街といわれる(世界中に何個あるんだろ)チェスキークルムロフへむかいました。
しかし、俺がなかなか起きれず、そのせいでバスの時間に間に合わず、直行便がなくなってしまったので、途方に暮れていると。近くにいた学生さんが丁寧に教えてくれ、なんとか乗り換えて行くことが可能になりました。ありがとう。

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途中

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チェスケーブディェヨヴィツェという、日本語で書くととても大変な街で乗り換えて、また何時間か揺られ。

ついに、世界一美しい街といわれる(世界中に何個あるんだろ)チェスキークルムロフに到着。ですが、滞在時間が1時間半しかありません。というのも、この日のうちにまたプラハに戻り、夜行に乗って、ポーランドのクラクフに向かわなければならないのだ。

大急ぎで

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まわったけど、ほんと綺麗な街だ。渓谷の中にお城と城下町があって凄くいいとこ。中世に時間旅行したみたいな感覚に陥る。

さぁ帰らなければと、急いでバス停に向かうと、客がたくさん並んでいた。日本の方がいたので尋ねると、予約がないと乗れと言っている。さぁ困ったぞ、これに乗らなければ、夜行列車に間に合わない。
そうこうしてるうちにバスが来た。車掌さんに聞くと、幸運なことに2人ならなんとか席を確保できるというではないか。ということでなんとかバスに乗れプラハに戻れた。

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↑写真は、バス停のガラスの屋根が割れている、の図。俺が割ったんじゃないよ。来たら割れてたんだよ。

ホテルに預けていた荷物を受け取り駅へ

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暮れ方のプラハを後にしました。

この日の寝台は一等車両で個室でした。洗面器も着いてて快適。値段は高いけどね。

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さぁ、ポーランドのクラクフへ。約10時間程揺られます。

つづく。