2016年の10月に、はじめて奉納演奏の機会をいただいた奈良県・天河大弁財天社。

その奉納演奏の場でご一緒させていただいた笛の奏者・雲龍さんと三昧琴奏者・福島千種による響きのコラボレーションを来年2月にお届けできる運びとなりました。
 
プロフィールにも書かれている通り、全国の神社仏閣に招かれて奉納演奏を続けられている笛の奏者・雲龍さんと思いがけぬコラボが実現することになり、嬉しさとともに身がひきしまる思いです。
 
 
天河神社ではじめてお会いした雲龍さんは、あたたかで優しい雰囲気と、繊細な物腰の内側に、笛の奏者として「響き」の世界への熱い情熱を抱かれている方でした。
たった二日間ご一緒できただけでしたが、その間にプレイヤーとしての私たちメンバーが受け取った恩恵ははかり知れません。
 
奉納演奏を終えてからもその想いは冷めやらず、メッセージなどを通して交流させていただきながら、雲龍さんからさまざまなことを学ばせていただいています。
 
 
現在のわたしのメンター的な存在である雲龍さんをお招きしてのコラボ演奏会のテーマは、『新春を寿ぐ』。

節分を迎え、新たな年を迎えたみなさまと「いま、この瞬間を生きる喜び」を感じる場をともに創り上げることができたら幸いです。

 
【演奏者プロフィール】

笛・雲龍(うんりゅう)
撮影 : 河上展儀
 
鞍馬山、吉野、富士山ほか、さまざまな「場」で横笛をはじめ土笛、磐笛、コアガラスの笛、息吹之笛、ネイティブアメリカン・フルートなど様々な笛を演奏。

1997年より細野晴臣with環太平洋モンゴロイド・ユニットのメンバーとして活動。
NHK土曜ドラマ『ウォーカーズ』、龍村仁監督映画 『地球交響曲第六番』虚空の音の章に出演。

薬師寺・天武忌法要、比叡山延暦寺根本中堂に於いて「地球への祈り」奉納。
平城遷都千三百年記念平城物語 “まほろば”インド医療支援コンサート、奈良・天河大辨財天社 復興音楽祭、出雲大社大遷宮奉祝コンサートに参加。
鹿島神宮、熱田神宮、近江神宮、熊野三山、椿大神社、高千穂神社、高野山・龍泉院、金峯山寺蔵王堂、清水寺、善光寺、中尊寺 他、神社・仏閣
インド・釈尊の聖地、ネパール、ミャンマー、台湾、韓国、カナダ、米国・グランドキャニオン、ハワイ島、イングランド・DARTMOORの聖地 他での演奏を行い活動の場を広げている。

◎日本アコースティックレコ-ズより『遮那・水のながれ光の如く』を再リリース (NARP-8001)


http://www.shana-records.com/


三昧琴・福島千種(ふくしまちぐさ)
 
家族の闘病をきっかけに、それまでの20年近く生業としていた映像ディレクター兼ライターから転身。同じ時期に出会ったACIM(奇跡のコース)の世界観をベースにマッサージセラピスト、サウンドセラピストとして活動を開始する。

2012年に石川県在住の鍛冶師・河上知明氏の産み出す楽器「三昧琴」と出会い、その宇宙的な響きに一瞬で魅了されその演奏をライフワークとすることを決める。
現在は三昧琴奏者として、「響きを届ける」をテーマに各地でヨガインストラクター、セラピスト、料理家とのコラボイベントやサウンド瞑想会などを企画・開催している。

また、自主制作盤CDも自らのプロデュースによりリリース。2012年「コクーン」2013年「アナレンマ」2015年「ムジカフォーリア」3枚述べ3,000枚を販売。

2016年はオーストラリア、ニューヨーク、上海、ヨーロッパ各国で三昧琴を用いたさまざまなイベントを開催。ストーンヘンジやシャスタなど遺跡や自然の中、神社仏閣での演奏も行っている。


http://space-u.net/wave/
 


【三昧琴と笛の会「新春を寿ぐ」開催概要】

◎日程:2017年2月13日(月)
◎時間:15時~17時
◎会場:スペースU
(東急東横線祐天寺駅より徒歩2分)

◎受講料:6,480円(消費税込)