IMG_2341.jpg

ちぐりすです。


ここのところずっと自分の中で
決めてはいたけど
ひとつだけ気にかかることがあって
そのひとつのために動けないでいることがありました。

先日、とある方とお食事をご一緒した時に
ふとそのことを聴いて欲しくなって
「実は~~~~なんです」
と、口に出した途端

ぷわーっと涙が溢れてきたのでした。

それはもう、不思議なくらい溢れてきて
しばらくそれがとまらずに
居酒屋のおしぼりで顔をふきふき
おいおい泣いていた私だったのです(苦笑)

その時わかったこと

自分では、単なる報告とか
「どう思いますか?」くらいの
それがそんなに大きな意味を持っているなんて
まったくわかっていなかったこと

でも、その「気になっていたこと」が
頭で思うよりもものすごく
大きく、自分にとって大切だったこと

それを、身体が涙という形で
教えてくれたんだな、と。

まあ、泣くだけ泣いたらけっこうスッキリして
しかもその数日後には
気になっていたことの中心にいる人と
話すこともできて
そうしたらあっさりと何の問題もなくことは進んでいって
なんだ、結局とめていたのは
私の頭だけでしたか、というオチになったんですけどね。

こんな風にわたしたちって
脳みそだけでなく
身体(細胞)に記憶や想いの貯金をしていることが
たーくさんあるんじゃないかと思うのです

貯金があふれすぎると
「ちょっとちょっと~」って身体の表面に出てきたり
身体のどこかのスイッチを押すことで
記憶が再生されたりする。

再生されて、思い出す

寂しかった
悲しかった
辛かった
わかってほしかった
愛してほしかった

そんな気持ち

その想いは涙やふるえの形になって現れる

でも、そのスイッチが入るのに
もうひとつ、条件があって
それはそばにいる人が
ちゃんと自分を見ていてくれているか
なんじゃないかと思うの。

漫然と眺める、ではなく
ピントをあわせて見ていてくれる人がいること
そして話を聴いてくれたり
触れてくれたりする
そこではじめて
頭(思考)で気づいていなかった
身体に溜め込んでいた想いが
溢れ出てくる瞬間があるのではないかと。

(その時のわたしも
ちゃんと聴く(見る)姿勢で受け止めてくれる人がいたから
その話をする気持ちになったのだと思う。)


IMG_4127.jpg


昨日は、からだ寺子屋のゲスト講師、
坂田佳子さんのクラスでした。

受講生のみなさんが
静かな部屋の中で
エサレンのストロークを体験しているのを見ていた時に
あらためてそれを感じました。

IMG_0975.jpg

はじめて、こういうワークを経験するというはずの人が
坂田さんのお話を聴いて
デモンストレーションを見て
「はい、ではやってみましょう」という短い時間の中で
素晴らしい時間を創りあげていました。

IMG_5988.jpg

それってね
やっぱりテクニックとかももちろん大切なんだけど
その人に添って、見ていること
その大切さが坂田さんのデモンストレーションを見ている内に
伝わったからだと思うのですよ

大げさでなくてもいい

ただ、背中に手を添えてあげたり
頭をなでてあげるだけでもいい

ぎゅーってハグしてあげられたら
それもステキなプレゼントだしね


わたしが2008年にスペースUをオープンした時は
まさかこんなにたくさんのセミナーとかイベントとかを
オーガナイズすることになろうとは
思っていなかったので
ここはあくまで「エサレンボディワークと音叉ヒーリングのサロン」
だったのですよ。

最近、忙しくてエサレンのセッションって
ほとんどしていなかったのだけど
昨日は、やっぱり自分の原点はここだったなあ、と
思い出しました。

職人コンプレックスがあると
以前書いたことがありますが
わたしってひとつのことだけをシンプルに
淡々とやりつづけるってできないタイプなんですね

だから音叉もやるし
オーガナイザーもやるし
自分の講座もやるし
宴会もやるし(笑)

その時その時マイブームもあったりして
で、時々エサレンボディワーカーであることを
忘れそうになっちゃうんだけど

坂田さんのワークを見ていたら
「あ~~~~~わたしもやっぱりもっとエサレンしたい~~!」
と思ったのでしたよ。

ダンスのような美しいストローク

でも、ただやさしく撫でているのではなくて
アクセスすべきポイントにはしっかり働きかけている

「機能美」という言葉も思い出した、昨日でした。

他のことにかける時間が多すぎて
「もう、エサレンの看板をおろしたほうがいいんじゃないか?」とか
正直思ったこともあるのですが・・・

うん、来年はもっとエサレンの個人セッションもやっていこう。

これからどんどん寒くなるので
セッションするのはやや広すぎるスペースUの部屋は
春までは寒さ対策がちと、必要なのですが
工夫してみますわ。

個人セッションとかハンドケアの講座で
いま、感じているいろいろなことを
わたしなりにお伝えしていこうと思います。

$アフロな毎日☆
(完全に緩みきったドすっぴんの二人。笑)

ご紹介が遅くなってしまったのだけど、
先日、グラウンディング調律師のあきさん
「がっつりコースをお願いします!」と
メニューからはずしている「音叉とエサレンのコンビネーションコース」を
受けてくださり、そのご感想を寄せてくださいました。

>>よだれは180ml? エサレン初体験☆

あきちゃん、ありがとう~。

音叉とエサレンとか
音叉とフェイシャルとか
セットメニューが多すぎると
混乱するかなーと思って
いま、メニューからはずしているんですが

「こんなのできますか?」と聞いてくださったら
ご希望にあわせてアレンジしますので
お問合せくださいね。


そして、1月に祐天寺と徳島で開催する
「メディテーショナル・ハンドケアプラクティショナー養成講座」では
ハンドケアを通してリラクゼーションをご提供する
セラピスト(プラクティショナー)さん志望のみなさまと
いろいろなことをシェアできたらいいなーと
思っています。


【ふくしまちぐさの個人セッション】
本メニュー一覧
サーチ今月のご予約可能日 手紙ご予約はこちらから


【ふくしまちぐさの講座】
【東京・徳島】メディテーショナルハンドケアプラクティショナー養成講座
【東京・大阪】音叉サウンドセラピスト養成講座レベル1&2受講随時受付中