今日は吉祥女子の入試問題（平成28年１回）の演習と解説を行いました。
ここでの練習では１つの正解を出すのに何個かの知識を使うということを意識してほしいなと思います。
よく社会は暗記していればできる！と言われがちで、それに対して違う！そうじゃない！社会は考える科目なんだ！エラいんだ！と反論する気は私にはないのですが、例えば今日やったこのような問題に対して
これを全て暗記して答えを出す必要はなく、
そういや東京オリンピックの写真でテレビに映っていたバレーボールの写真とかあったな
と思い出せれば答え自体は出てくるわけです。
高度経済成長の終了＝石油危機（1973年）
沖縄返還＝1972年
の暗記中学受験には必須かもしれませんが、山陽新幹線の開通は何年かを知っておく必要はありません。
何が言いたいのかというと、知っている（覚えている）何を使って答えを出していくのかという手順をこのような良問に触れていきながら練習していくということがここから先の社会でやることとなります。
ですので、暗記しようと暗記しようと頑張るのではなく、間違えた問題１問１問を
自分は○○を知っていなけばならないのに対して知っていなかった
自分は○○は知っていたんだけどこういう理由で間違えた
というように、何について頑張るのかを明らかにしてから頑張るということを意識してみると、そこまで莫大な量をやらなくてはいけないというふうでもなくなるのかなと思います。
先日の合不合判定テストの結果が出ました。
社会は全体平均点が
男子58.2点 女子52.4点だったのに対し、ジャングルジム８期生の平均点は60.9点でした。
全体よりも高い平均点だったのは喜ぶべきことですし、生徒たち頑張ったと思います。
９月の模試では塾内平均点７０点超えもしくは男子平均点＋１０点を目指して頑張りましょう。
