今日はジャングルジム模試で扱った入試問題の解説を行いました。
論説文は男女雇用機会均等法の制定により、企業の多くが男女別採用からコース別採用に切り替えたことによって女性を総合職から排除することにつながってしまい、男女分業社会が維持されることとなったというテーマの文章で、ちょうど社会で学んでいることと関連性があったり、自分が将来就職する際に考えることの一つなので、内容は難しいものだったかとは思いますが、勉強になる内容だったのかなと思います。
物語文は途中で絵の中に入っちゃうというファンタジーものでしかも、昔の話だったことから文章の大前提となる設定自体を見落としてしまう危険性もあり、塾での練習でこのような文章を経験できるのは良かったのかなと思います。
異世界に飛んだり、過去に飛んだりということを他者に伝える方法は、文章の場合と絵がある漫画の場合と、音や映像を使える映画の場合では異なり、文章の場合は当然書いてある事柄のみで判断しなければなりません。
時間制限がある試験問題の場合、急いで読むというところからは逃れられませんので、多くの受験生が把握している内容を自分だけ把握できないと点数で大きく差となってしまうという点でこの手の文章は危険なのですが、これも本文中に根拠があるものとなりますので、なんとなく字を追わないというところがポイントとなってくるのかなと思います。
明日も同じ学校の問題を用いますが、続けて行うことで８期生諸君の成長も見られていきますので、キツい学びかとは思いますが継続してやっていきます。
