5月17日 三輪田学園中学校 塾対象説明会 | ジャングルジムブログ

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今日は東京都千代田区にある三輪田学園の塾対象説明会に参加してきました。

JR中央線・総武線、地下鉄有楽町線・新宿線・南北線の市ヶ谷駅から徒歩6分という最高の立地にこの学校はあります。私どもの塾がある新所沢から1時間以内で行くことができます。

この学校も一昨年・昨年に続いて3年連続の説明会参加です。

 

2017年5月19日の記事

2018年5月18日の記事

 

 

下の写真は右が三輪田学園、左は法政大学です。

 

説明会のはじめは校長の吉田珠美先生による「2019年度の三輪田学園のご紹介」から始まりました。

明治20年に三輪田眞佐子先生が創立してから132年目、明治35年に東京で2番目に認可された私立の高等女学校ということで大変歴史のある学校です。創立当初からの目標は「徳才兼備」ですが、今年のテーマは「つながる」から「つなぐ」とのことです。

自らがハブになって「つなぐ」ために必要とされるものはリテラシーをきちんとすることであり、「現代のリテラシー=情報の読み取り・分析・表現 批判的に見抜くチカラ」と話されました。さらにリテラシーをナショナル・リテラシー(現代・未来の日本社会の問題、自国の文化への理解、世界にどう貢献するか)とグローバル・リテラシー(異文化理解によって「共生」をめざす、世界規模の問題解決、共通言語としての英語)の2つに分けて考えてみることが大切ということです。このあと、この2つのリテラシーを育てるための様々な施策について詳細な説明がありました。

 

続いて中学校教頭の湯原弘子先生から「2019年度入試総括 2020年度入試について」というテーマのお話がありました。

今年の入試では募集総数172名(4クラス)に対して入学総数は213名(5クラス)となり、第1回午後・第3回の入試の手続者の増加が原因とのことでした。併願校は共立女子、山脇、跡見、富士見、大妻の順、次対策は共立女子、富士見、普連土、恵泉、山脇の順です。2020年度入試の変更点は、2月2日の第2回入試(50名)をA(従来通りの入試・40名)B(英検利用入試・10名)に分ける点です。第2回B入試は英検CSEスコア1000点以上取得者と対象とするもので、国語・算数のどちらか高い方の得点+英検級によるみなし得点(4級➡︎80点・3級➡︎90点・準2級以上➡︎100点)で判定します。

 

次は進路指導室長の加納克也先生から「三輪田学園の進路・進学指導」についてのお話でした。

今春の大学入試・進路状況の特徴として、①AO・推薦利用者の増加 ②難関大合格者の逓減 ③2月入試の苦戦と3月入試のリベンジの3つが挙げられました。昨今の次第入試における定員厳格化のために、多くの学校で難関私大の合格者数が減少傾向にあることはよく知られていますが、三輪田学園の進路指導ではそれを言い訳にすることなく、進路指導の再構築に向けて①教員の意識改革 ②基礎学力育成システムの見直し ③受験期における個別指導の徹底など、新たな取り組みを始めています。

2018年卒業生の進学状況を下記のように合格者数ではなく、進学者数で捉えています。

カテゴリⅠ(文系難関) 国公立・早慶上智ICU・GMARCH・津田塾・・・・・25名

カテゴリⅡ(理系難関) 国公立・早慶上理・GMARCH・・・・・4名

カテゴリⅢ(医療系) 国公立・医学部・薬科難関・看護難関・・・・・11名

卒業生154名に対して上記のカテゴリへの進学者は40名でした。前年は47/160ですから、微減といったところです。

 

最後に英語科の橋本先生から「英語教育方法」についての説明がありました。

特記事項としては、1人1台iPadを持たせ実に上手に活用していることです。「全員参加型の授業」「音読テストを録音・提出➡︎ネイティブの先生が評価」「グループ プレゼンテーション」「オンライン英会話」など様々な活用をしています。

留学制度も充実しています。

 

三輪田学園中学校・高等学校

 

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