9月12日 城北埼玉中学校 塾対象説明会 | ジャングルジムブログ

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埼玉県所沢市にあります中学受験専門塾ジャングルジムのブログとなります。

今日は川越市にある城北埼玉中学校に行ってまいりました。昨年の記事はこちらをごらんください。

西武新宿線本川越駅からスクールバスで約20分で学校に到着します。

 

 

この学校は1980年に高等学校、2002年に中学校を開校しました。ですから埼玉県内では比較的新しい学校ということになると思います。

 

初めに校長の森泉秀雄先生からご挨拶がありました。

現在全職員が一丸となって「経営・広報・営業」と「学力・進学実績の向上」という2つの目標に向かって取り組んでいるとのこと。埼玉県特に西部地区には競合する私立中学校が数多く、その一方で中学受験率はあまり高くないという現実の中で、いかに生徒募集を成功させていくかというテーマに真剣に取り組んでおられる様子がよくわかりました。

個人的な意見ですが、埼玉県内の私立中学校は高校からの募集枠が大きい学校も多く、中高一貫教育のメリットを声高に主張しにくい面があることも募集状況の不振の原因の一つだと思います。

今年から始まった企画として「OBスタッフ学習支援隊」というチューター制度が紹介されました。日曜日を除く毎日16時から20時まで国立・早慶などに合格したOBが常駐して、中高生の面倒を見るという企画です。また夏期講習を従来の4期16日から6期24日に増強しました。「文武両道」を是としながらも「武を尊重した文の優先」に取り組んでいるわけです。

英語4技能を強化するためALTを3名に増員したり、「オーストラリア語学研修」(希望制)の内容をグレードアップしたりするなど具体的な形で改革が進められているようです。

 

次に入試広報副部長の田辺峰晶先生から、教育方針・入試情報についての説明がありました。

教育の基本は「人間形成に重きを置いた大学進学指導」で、道徳教育・学校行事・部活動を効果的に使って人間形成に取り組み、英語教育・国語教育・職業体験に力を入れることで大学進学指導を充実させています。中3生の英検準2級取得率は平成25〜28年の約20%から平成29年は約45%と急上昇しています。

大学合格実績は卒業生263名に対して、国公立24名、早慶上理90名、MARCH100名以上、私立大医学部医学科10名、私立大薬学科・歯学科33名です。そして、早慶理+GMARCHに合計39の指定校推薦実績があることも注目すべき点です。また文科省の指導によって進められている難関私大の定員厳守化の流れの中で、早慶上理GMARCHの合格実績がここ3年毎年上昇していることも説明されました。

最後に中学入試についてですが、日程は1月10日(特待入試・算理の2科)・12日(第1回4科)・15日(第2回4科)・18日(第3回4科)です。大きな変更点は昨年までは特待入試と第1回のみだった特待合格を第2回・第3回からも出すということです。

 

時間としては約50分ほどで説明会が終了しましたが、今年は校長先生のお話をじっくり伺うことができて、大変有意義な説明会だったと思います。

 

城北埼玉中学校・高等学校

 

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