6年生の算数は今日から「四科のまとめ」の解説がスタートしました。8月中旬までこの教材にじっくり取り組むことになります。
まずは20「差集め算」から。
1は「差集め算」の基本知識の確認です。「全体の差=1個あたりの差×個数」となります。
2・3は「差集め算(狭義)」の問題で「差集めの面積図」を書いて解きます。大変楽な解法ですからこの機会に確実に覚えてしまってください。
4・5は「過不足算」の問題で、3本の線分図を書いて解きます。一番上の線分図には数値は書かず基準となっているものを書き表します。「線分図は差に注目」です。
2・3と同じ「差集め算(狭義)」の問題ですが、半端となる40円の処理は上記のように行い、黄色と赤の長方形の面積をそろえます。なかなか鮮やかな解法だと思います。
7は「とりちがえ」の問題です。1枚当たりの差が30円、全体の差が120円であることから、多く買う方が4枚多くなることをつかみ「和差算」に持ち込みます。
このあと18「つるかめ算」に進みました。
1は典型的な「つるかめ算」の問題で、「つるかめ算の面積図」を書いて解きます。2は「弁償算」のこれも典型問題です。1問当たりの○と×の点数の差が3−1=2(点)ではなく、3+1=4(点)であることに気をつけて下さい。
3はつるかめ算??という感じですが、難しい問題ではありませんね。
4は「いもづる算」です。この問題はかなり易しいですね。
5は平均を用いて全体の得点を求めたあと、つるかめ算に流れ込む問題です。単元回では「平均」のところで出てきます。
「弁償算」の考え方を用いて解く問題です。23枚全部80円切手を買ったときの代金の差が1840円になることから出発します。1枚入れ替えるごとに差が180円ずつ小さくなっていくことから、100円切手を買った枚数が8枚とわかり、23−8=15(枚)とします。上記のように表にまとめるとミスなく正解に到達することができます。
7は「三段つるかめの面積図」の威力が炸裂する問題です。慣れてしまえば面白いようにすんなりと正解にたどり着けます。
明日は17「消去算」・19「平均と集合」の解説を行います。