カーナビはスマホのgoogle mapで対応した。

 

なんといっても日本語で検索できるし、案内も安心の日本語。ラウンドアバウトだって馴染みのロータリーと言ってくれる。「ロータリーの三番目の出口を出ます。」という風に。マイル表示なのは仕方ない。

 

別記事にも書いたが、電波がほとんどないので、地図は必ず事前にダウンロードをしておくこと。そうすれば工事や混雑状況は加味されないが、自分の走っているところ、道行は正確に表示してくれる。制限速度も左下の赤丸で表示してくれ、自分の速度はその隣に表示される。これは夫が制限速度ぴったりを出した記念にスクショしたもの。それにしても70マイルって112㎞!ここ何十年も日本でそんな速度で走ったことはなかったな。恐怖と感動。

 

MやAの道路は制限速度が、70マイル。Bの道でも60マイル。

街に近づくと突然40マイル、30マイル、20マイルに表示が替わるが、みんなびっくりするほど制限速度を守っている。

 

           スマホの取り付け器具は日本から持参

         地図アプリの消費電力は半端ないので要充電器。

だけどこの車にもUSBの差込口がついていたので、コードにつなぎっぱなしで使用。

 

ラウンドアバウト(環状交差点)は信号機のない交差点で、大部分を占める。

たとえ直進でも、交差する道路の車に注意が必要。交通量が多いと一時停止し、なかなか入れない場合がある。ラウンドアバウトのない交差点は、優先道路が明確。譲る側にはGive Way の表示がある。脇道の車が侵入する際には相当注意しなくてはならない。

自己責任なんだろうな、大人の国だ、と夫は妙に感心している。そしてイギリス人は運転がとても上手。マナーも良い。譲り合いがスマート。

 

20年前には無かったナビ。あのときは地図を見い見いだったから、比較的大きな道(片側一車線以上)しか通らなかったような気がする。ナビはどこにでもリードしてくれるけれど、とんでもない道を行くように指示してくる。車一台がギリギリの緑のトンネルロード。木漏れ日が眩しくてよく見えないクネクネ道。そこを恐ろしや60マイルで飛ばす訳だからさぞや事故も多かろうと思うのだが、すんでのところでスピードを落とし、すれ違い用のスペースにうまいこと車体をすべらせて行き違う。いや〜お見事お見事。

 

ナビの欠点は正しい入口に必ずしも連れて行ってはくれないこと。

ミンスターラベルの廃墟に行くとき、危うく人の家に入っていくところだった。

正しくは分かれ道を右側に行くのだが、廃墟の手前で行き止まりになっているため左の道に誘導。図参照。過信は禁物。

 

              ミンスターラベルホール

 

夫も相当神経を使って運転していたようだが、自分のコントロールできる範囲で運転しているという言葉を聞いて、まずは信用しようとわたし。しかし夜は本当に長時間熟睡していたので、相当のストレスだったのだろうと想像がつく。でもよく寝てくれて、本当に良かった。

 

ガソリンスタンドがどのくらい多くあるのか、また、何年か前にガソリン不足で、スタンドに入るのに何時間も列を成すということがあったが、そんなことになったら旅の計画が狂ってしまうので心配ではあった。

 

スタンドはすごく小さい村でなければ容易に見つけることができる。とは言え、心配なので四分の一くらいになると給油するようにはしていた。

 

セルフサービスで給油して、コンビニのようなショップのレジで支払うのがほとんど。一か所、給油する金額を選んでカードで支払うと、その量だけ入れるという形式のところがあった。

 

レンタカーを借りるときは、ガソリンの種類を確認しておかなければならない。うちの車は給油口にシールが貼ってあった。

 

*ヒースローで車を返却するとき最も近いシェルに行ったらなんと無鉛ガソリンが売り切れという事態に遭遇したが、最寄りのスタンドで給油できたのでホッとした。