昨今の旅の必需品、スマホ。

20年前に初めてイギリスを訪ねたときは、娘たちに紙ベースの地図によるナビを頼み、私自身が運転した。コベントリーで車を借り、コッツウォルズ、ストーンヘンジを回ってソールズベリーで返却。道に迷えば思いがけない光景に出会える、娘たちに無駄ボーンと言われながらも、それをモットーにしていた。

ところが、なんと便利な道具が流布したものか。スマホのナビさえあればどこにでも行ける(概ね)。

 

私が準備したものは、現地シムカード二枚。一枚は一代古いスマホを車でのナビ専用として使う。もう一枚は私のスマホに入れて、細々調べるのに使う。(夫はホテルの無料Wi-Fiで我慢してもらう。)

ナビ用には切れると困るので25Gを用意した。アマゾンで3(スリー)というメーカーのものを事前購入し、アクティベイトの申し込みをしておくと、イギリス到着時に電源を入れると同時にインターネットと電話機能が使えるというもの。(電話は使わないだろうと思ったが、宿の場所、部屋番号がわからなかったときなど3回ほどは使った。)

 

レンタカーの旅が始まり、エジンバラを抜けると、電波が皆無となる。村が近づくとバーが1本たち、2本、3本までは行く。でも村を過ぎるとまたバーが消える。それの繰り返しで、言ってみればほとんどのところで電波無しという状態。念のため、日本にいる間にgoogle mapをダウンロードしておいたので事なきを得たが、例えばスカイ島、予約した宿が北のはずれの方、農道のような道を右折左折しながら漸く辿り着いたのだが、もしダウンロードしていなかったら、宿にたどり着くどころか、ここはどこ~?車内で寝る羽目になっていたに違いない。朝起きたら、車が牛に取り囲まれていたなんてことが!!!と想像してしまう。

 

ということで、イギリスの田舎を回る方は必ず地図をダウンロードしておいてください!

逆にシムカードは容量が小さくても良かったわけです。結果的にはデータ使用量は僅かでした。