願望実現や夢の引き寄せで成功している人の言葉を聞いていると、
「ゴールを設定して、そのことばかり考えて行動する」
と解説している人が多いですよね?
たしかにそれは一理あります。でも、ここで大きな疑問が浮かびます。
「お金が手に入れば楽になるのに…」と必死に願って行動している人と、
瞑想をしたりマスターの教えをあきらめずに淡々と続けて、
結果的に宝くじに当たったり大きな豊かさを手にする人。
この両者には、一体どんな違いがあるのでしょうか?
引き寄せの視点から見ると、その違いは「努力の量」ではなく、
「心の立ち位置(前提)」にあります。
まずは、この決定的な3つの違いを見ていきましょう。
観念(思い込み)の違い:欠乏 vs 充足
「お金が欲しい」と渇望している人の裏側には、
「今はお金がない」という強固な観念があります。
「楽になりたい」という願いは、宇宙へ向けて「今は苦しいです!」
と大声で宣言しているのと同じ。
一方、スルスルと叶える人は、「自分はすでに完全である」
「豊かさは常に流れ込んでいる」という充足の観念を持っています。
豊かさが外側の現象として現れただけ、という感覚なのです。
感情(周波数)の違い:抵抗 vs 許容
「欲しい!」という感情のベースには、「焦り」「不安」「執着」があります。
これらはすべて重いエネルギーであり、望みに対して「抵抗」として働きます。
一方、成功する人は「当たっても当たらなくても、私は幸せである」
という手放しの境地にいます。
実は、ここをもう少し解像度を高くして見てみると、
彼らの内側ではある「最強の周波数」が鳴り響いています。
それが、「何が待ち構えているかわからないけれど、やってみたい!好奇心が止まらない!」という純粋なワクワク感です。
彼らは結果に縛られるのではなく、未知への探求心に夢中になっているだけ。
この「執着のなさ」と「弾むような好奇心」が掛け合わさったとき、
豊かさが流れ込むパイプは最大に開かれ、想像以上の現実が雪崩れ込んでくるのです。
行動(プロセス)の違い:代償 vs 表現
必死な人の行動は、「不足を埋めるための代償(苦しみから逃れるための行動)」になりがちです。
しかしマスターたちは、自分を整えること自体が「喜び」です。
くじを買うという行動すらも、一発逆転の命綱ではなく
「豊かさが遊びに来るための、楽しい入り口作り」という軽やかなステップなのです。
脳科学が証明する「強く願う」ことのパラドックス
ここで、「なぜ強く願うと執着になってしまうのか?」について、
非常に興味深い脳のメカニズムをお話しします。
願望実現のマスターであり、脳科学の視点から「豊かさとは?」を伝え続けている
ジョン・アサラフ氏は、人が「これが欲しい!」と強く願うときの脳の反応について、
驚くべき事実を明かしています。
私たちが「大金持ちになりたい!」と強烈に願望を放った瞬間、脳内で何が起きていると思いますか?
実はその時、脳は豊かさを引き寄せるどころか、
「真逆の極性」である『強烈な貧困』や『ものすごい不足感』のスイッチをパチンと入れてしまうのです。
私たちの脳は、「理想(大金持ち)」と「現実(そうではない)」の巨大なギャップをスキャンすると、
それを命の危機(ストレス)として捉えます。
脳の奥深くにある恐怖のセンサーが、けたたましく警報を鳴らすのです。
「異常事態発生!『大金』を求めているが、現実にはそれがない!極めて危険な『欠乏状態』だ!」
その結果、脳の画像診断には、豊かさのエリアではなく「お金がない恐怖」「ものすごい不足感」
を司る神経回路が発火している様子が映し出されます。
つまり、「欲しい!」と強く渇望すればするほど、脳は無意識下で「私には無い」という証拠集めに全力を注ぎ、
その「欠乏のエネルギー」を放ち続けてしまうのです。
アクセルをベタ踏みしながら、同時にサイドブレーキを全力で引いている状態。
これでは、疲弊してしまうのも当然ですよね。
本当に欲しいのは「お金」ではなく「安堵感」
では、この脳のパニック状態を鎮め、真の引き寄せを発動させるにはどうすればいいのでしょうか?
それには、あなたが本当に求めているものの「正体」に気づくことです。
私たちが求めているのは、紙切れやデジタルの数字そのものではありません。
その先にある「自由と開放感、そして安堵」なのではないでしょうか?。
「何にも縛られず、深く息が吸える感覚」。
これこそが、魂が最も求めている「ソース(源)」に近い周波数です。
「お金が手に入れば自由になれる」という考えは、
「今は囚われの身である」という強力な呪文です。
だからこそ、現実が変わるのを待つのではなく、先に勝手に「安堵」してしまえばいいのです。
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1日に数回、「何が起きても、この瞬間だけは絶対に安全だ」と決めて、深く長く息を吐ききる。
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広い空を見て、10分だけ「あぁ、自由だ」と開放感に浸る。
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誰の目も気にせず、一番お気に入りのカップでコーヒーを飲む時間を自分に許す。
こんな小さな「ホッとする瞬間」を作れたとき、
あなたの脳は警戒を解き、「あ、私は豊かで自由なんだ」と認識し始めます。
あなたが「安堵」の周波数を発し始めたとき、
外側の現実は、あなたに追いつかざるを得なくなります。
まずは今日、何かひとつ「自分を甘やかしてホッとする」ことから始めてみませんか?

