つらかった場面を何度も思い返してしまう。
あの時、私はたしかに「嫌だ」と感じていた。
でも笑ってしまった。うなずいてしまった。受け入れてしまった。
そして後になってから
どうして何も言えなかったんだろう
どうして私は、あんな態度を取ってしまったんだろう
強い自己嫌悪と後悔に襲われる。
このループを何度も繰り返していませんか?
それは気が弱いのではなく、生存本能の反応です
多くの人はここでこう考えます。
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私は優柔不断だから
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私は気が弱いから
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私ははっきり言えない性格だから
でも違います。
その場で何も言えなかったのは、性格や気の弱さの問題ではなく、身体の防御反応です。
あなたの脳は無意識のうちに、生存本能(爬虫類脳)を働かせ、危険を回避しようとします。
身体は爬虫類脳で危険を回避している
嫌なことをされた瞬間、脳はこう判断します。
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「ここでNOと言ったら、この人は不機嫌になる」
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「波風を立てると、関係が壊れるかもしれない」
すると身体は、あなたを守るために
言葉を止め、感情を止め、反応を止めるのです。
だから何も言えない。
これは弱さではなく、生き延びるために身体が作動させた防御反応です。
その場では言えなくても、帰宅後に感情があふれる
安全な場所に戻ったとき、止めていた感情が一気にあふれます。
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悔しさ
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怒り
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悲しみ
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情けなさ
そして多くの場合、怒りは自分に向かい「自己嫌悪」という形になります。
本当は相手に向けるはずだった感情が、
「言えなかった自分」へと向いてしまうのです。
頭でくよくよ考えるとエネルギーが奪われる
家に帰ってから、頭の中でその場面を何度も再生する。
「あの時こう言えばよかった」
「なんで私はあんな態度を…」
この思考ループは、気力・エネルギー・時間を大量に奪います。
エネルギーが下がった状態(周波数が落ちた状態)になると、
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同じような出来事を引き寄せやすくなり
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似た体験を繰り返し
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状況がさらに悪化する
というループに入ります。
「引き寄せ」という言葉を聞くと、多くの人は
“ワクワクすることを思えばそれがやってくる”
と思いがちです。
でも実際は違います。
現実に引き寄せられるのは、あなたの周波数に共鳴する人や体験です。
だから“ワクワクすること”だけが来るわけではありません。
あなたのエネルギー、感情、思考の状態が、
自然と同じ周波数の出来事や人を引き寄せています。
つまり、引き寄せはいつも、あなたの中から始まっているのです。
このパターンを繰り返す人の特徴
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その場では平気なふりができる
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相手からは「優しい人」「いい人」と思われる
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でも心の中では、どんどん自分を嫌いになる
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なぜか人間関係で疲れ果てる
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大切に扱われないことが増えていく
脳と身体が危険回避の反応を続けてきた結果です。
本当に起きているのは「嫌われる=危険」という誤作動
問題は「言えなかったこと」ではありません。
問題は、脳が無意識に
嫌われるくらいなら、自分が傷つく方が安全
と判断していることです。
この反応がある限り、同じような出来事は何度でも繰り返されます。
抜け出す第一歩は、生存本能を理解すること
必要なのは根性やコミュ力ではありません。
まずは知ることです。
あの時、言えなかった私は悪くない
あれは、生き延びるために脳と身体が作動させた防御反応だった
ここを理解したとき、はじめて「自己嫌悪」のループが緩み始めます。
順番を守って自己防衛反応をほどいていく
いきなり「NOを言う」や「境界線を引く」を目指すと、
脳が危険と判断して戻ってしまいます。
正しい順番は、
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言えなかった自分を責めない
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それは生存本能(爬虫類脳)の反応だと理解する
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嫌われても大丈夫だと身体に教える
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小さなNOを自然に言える練習をする
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自然に境界線を作り、自己防衛できるようになる
この順番で、無理なく、自然に自己防衛反応をほどいていくことができます。
小さなNOの積み重ねが、自己防衛力を育て、境界線を自然に作り、現実を好転させる力になりますよ。
ぜひ試してみてくださいね!
