六本木ヒルズの入り口に、突如として現れる巨大な蜘蛛の像。 その名は「ママン」
フランス語で「お母さん」。
先日、数ヶ月ぶりに日本へ一時帰国した際、念願だったこの像をようやく目にすることができました![]()
作者ルイーズ・ブルジョワの生い立ちを知っているせいか、
都会の喧騒の中に佇むその姿は、どこか不気味で、
そして切ない悲しみを湛えているように見えました。
実は、私が提供している気功技術の中にも、この像の名を冠した「ママン」という技術があります。
この気功技術は親からの洗脳を外す技術です。
今日は、私たちの人生を音もなく縛り上げる「親からの洗脳」と、
そこからの脱出についてお話しします。
身体に刻まれた「親」という名の呪縛
マッサージの施術中にこの「ママン」を流すと、
驚くような変化が起こります。
それまで岩のように硬かった筋肉が、
面白いようにふわふわと柔らかく解けていくのです。
クライアントさんの表情には、本来の穏やかさが戻り、
にこやかな笑顔で帰路につかれます。
なぜ、気功で筋肉がここまで変わるのか?
それは、体の緊張=脳の洗脳」だからです。
毒親、あるいはそこまで過激でなくとも、
親からの価値観の押し付けは、私たちの無意識を「こわばり」として支配します。
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「親を怒らせてはいけない」
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「親の期待に応えられない自分はダメだ」
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「これ以上幸せになってはいけない」
こうした見えない鎖が、24時間365日、あなたの体を緊張させ続けているのです。
自由への鍵は「抽象度」を上げること
充実した人生を送るための絶対条件。
それは、苫米地英人博士の理論を勉強したり、
現代気功を学ぶ上でも必要不可欠な
「抽象度を上げること」です。
一つ上の視点から自分の人生を俯瞰し、
誰かのためではない「自分のゴール」を見つけること。
しかし、これには「リラックスした身体」が不可欠です。
脳と体は繋がっています。
体が恐怖や緊張で固まっている状態では、
脳はIQを下げ、狭い世界に閉じこもってしまいます。
親からの洗脳によって現実が停滞しているなら、
まずはその「こわばり」を解くことから始めなければなりません。
「親を超える」という真の勇気
ここで必要になるのが、「親を超える勇気」です。
これは決して、親より年収を上げるとか、
出世するといった世俗的な比較ではありません。
「親の価値観の外側へ、自分の足で踏み出す」という精神的な自立です。
特に難しいのが、ダブルバインド(二重拘束)の中にいた方。
「精神的・肉体的な苦痛を与えられたけれど、学校には行かせてもらった」
「ひどい言葉を投げられたけれど、金銭的なサポートはあった」
この「恩」と「恨」が入り混じった状態は、人を深い葛藤の中に縛り付けます。
しかし、あなたは自由になっていいのです。
ここで親子関係の観念をお見せします。
蜘蛛の糸をほどき、自分の人生を歩き出す
親子関係の観念リストを見ることは、
見えない親からの洗脳を「可視化」するのに役立ちます。
あなたの人生を24時間コントロールしていた
『親という名のOS』をアンインストールするような作業です。
癒着してしまった親との関係を引き剥がし、
「ここからは私の領域、ここからは親の領域」
という健全なバリアを再構築しましょう。
例えば、リストの中の
「家族の恥になるような行動(自己実現)は控えるべきだ」
という文言に、イラっとしたり、モヤモヤしたりしたとします。
そんな時は、おでこにそっと手を当てて、
その言葉や、それに付随する記憶、感情をじっくりと感じ続けてみてください。
アンインストールのカギは、蓋をして我慢していた感情を、とことん「感じ尽くす」こと。
感じ尽くしていくと、ふっと体が軽くなり、
「ふぅ〜っ」と楽になるポイントが訪れます。
それが「完了」の目安です。
この「心の聖域」が確保されたとき
、あなたの筋肉は本当の意味で緩み、
人生の抽象度は一気に上がっていきます。
体が緩めば、心に隙間が生まれます。
隙間が生まれれば、新しい未来が見えてきます。
もし、あなたが今、言いようのない生きづらさや身体の重さを感じているのなら。
それは、「もう自分自身の人生を生きていいよ」という、
身体からの切実なサインかもしれません。

