「ちょいと一杯のつもりで飲んで、いつの間にやらはしご酒、気が付きゃ、ホームのベンチでごろ寝、これじゃ体にいいわきゃないよ。分かっちゃいるけど、辞められねぇ」

子供の頃、何となく記憶にある植木等さんの「スーダラ節」です。

これが一定ラインを超えてしまったアル中の人の行動なのです。

そう、飲み始めは「ほんのちょっと」のつもりなのです。

しかし、飲み始めると「スイッチがオン」になり、後はもう、いつもこうなるのです。

そして、これは不幸なことにも何年断酒しても治らないのです。

一度、一線を越えてしまいそれが習慣(正しくは習慣ではなく、依存なのです)になると、すっかり衰えて体力を失わない限りは、ほどほどでやめることが出来ず、こうなるのです。

これこそが、俺なのです。

だから、俺は断酒しなければいけないのです。

不幸なことにも治らないのだから。

だけど、救いは俺の場合は決して重度のアル中までは行かなかったということ。

重度のアル中にまでなってしまうと、たまぁーにの酒も決してダメ。たった一滴でもダメ。

死ぬまでの完全完璧断酒しかないそうです。

俺は一か月に一度か、23ヵ月に一度くらいだったら問題はないようです。

だけど、久しぶりに飲む酒って、正直言うと「不味い」もんですよ。