生命保険を申し込む際には、契約申込書、告知書、意向確認書の提出が必要になります。また、これにプラスして、死亡保険金が3,000万円を超える場合など、保険金額が大きくなる場合には、健康診断書の提出や医師の診査が必要になってきます。

店舗を構える保険会社の場合、保険会社指定の病院で診断を受ける場合もありますが、ダイレクト保険やネット生保では、過去に受けた健康診断書や人間ドック成績表のコピーを提出する形になっているのが一般的です。

また、担当者を介さずに申込が行えるダイレクト保険でも、保険金額が高くなる場合には、保険会社や委託業者の担当者との面談が必要になる場合があります。

健康診断結果通知書類の基準

提出する健康診断結果通知書類は、保険会社が定める基準をクリアしている物でなければなりません。保険会社によっても変わってくるのですが、良く見られる基準を載せておきます。

1.   「労働安全衛生法などに定められた、企業、団体、組合、などが所属職員などに対して実施する定期健康診断」または、「老人保健法に定められた地方自治体が主催する成人病予防などの健康診断」によるもの

2.   必須検査内容「血圧・尿糖・尿蛋白・肝機能(GOTGPT)・胸部X線・心電図・胃部レントゲンまたは内視鏡・血糖」

3.   告知日より14ヶ月以内に受診したもの

4.   被保険者が健康管理のために継続的に受診したものを対象とし、検査の受診日と告知日が近い場合には、前回分の通知書が必要

5.   検査結果が「要再検査」「要精密検査」の場合は、再検査結果表も提出

6.   健康診断結果通知書類の原本、または全ページ分のコピーを提出

勤務先で毎年健康診断を受けている場合には、基準をクリアしていると思いますが、問題は「被保険者が健康管理のために継続的に受診したもの」という点です。要するに「生命保険加入のために受診した健康診断書ではNG」という事になります。

あくまで、継続的に健康管理をしている人が対象ということですね。会社員で無い場合にダイレクト保険やネット生保で高額な死亡保障を付けたいという場合には、日頃から健康診断や人間ドックを受けておく必要があります。

人間ドック成績表の基準

健康診断結果通知書が無い場合には、人間ドック成績表でも大丈夫ですが、条件はさほど変わりません。

1.   設備の整った医療施設にて多項目の検査を集中的に行う総合健診の結果成績表

2.   必須検査内容「身長、体重、血圧、尿糖、尿蛋白」

3.   40歳以上の場合は「胸部X線、貧血(ヘモグロビン)、肝機能(GOPGPT)、血中脂質(中性脂肪、HDLコレステロール、LDLコレステロール)、血糖(ヘモグロビンA)

4.   告知日より14ヶ月以内に受診したもの

5.   被保険者が健康管理のために継続的に受診したものを対象とし、検査の受診日と告知日が近い場合には、前回分の成績表が必要

6.   検査結果が「要再検査」「要精密検査」の場合は、再検査結果表も提出

定期健康診断の結果表にしても人間ドック成績表にしても、保険会社によって基準が変わってきますので、不明な場合は申し込む保険会社に問い合わせてみましょう。