うたまさRD、72.33!!15位で予選通過。やりました!!この人たちの演技見て、「きれい」という感想もったことがなかったんですが、今回は途中で「きれいだな」と思いました。振付のどこが変わったのかはわかりませんが、なんか洗練された雰囲気になったんですよね。

 

 70点の壁は、「きれい」の壁か・・・ミラノの団体戦では、RD68.64だったので、3点以上よくなったわけです。

 

 キス&クライにスコット・モイアー(バンクーバーと平昌五輪の金メダリスト)が座っていましたから、彼の薫陶を受けたということでしょうか・・

 

 しかし、世の中甘くはないですね。FDでは、19位(ユリア・トゥルッキラ、マチアス・ヴェルスルイス組がFDを棄権したので最下位になる)になりました。進歩の余地は広大です。

 

 1位は、フルニエ・ボードリー&シゼロン組。合計230.81、2位以下を19点引き離すというぶっちぎりの優勝。この人たちの演技は「きれい」をはるかにこえた領域。

 

 一つだけ言うならば、シゼロン組のカーヴ・リフトのGOEが4.80なんです。それに対して、FD2位になったスマート&ディエク組のカーヴ・リフトのGOEは3.84。ここにシゼロンの神ギョームたる所以があると思います。腰が膝より低い状態で女性を抱えて完璧な円形を氷の上に描けるテクニック。

 

 

2位は、パイポー、合計211.52。FDにオリンピックの時と変えて、私が去年書いてた、「嵐が丘」を持ってきました。でも、順位には関係なかったかな。スマート・ディエク組にもフリーで負けてるし。

 

3位は、チョクベイとイタリアのギニファブも辞退?して、上が2人抜けたので、アメリカのジンガス&コレスニク組が入りました。それは、おめでたいことですけど、なんかこの組も含めてアメリカの代表3組のことが心配になりました。アメリカ人てもっと明るい人たちじゃなかったのか?

 

 ジンコレのブノア・リショーの変な振り付けのロミオとジュリエット、最後二人そろって前屈で死を表すという・・・。

 カレイラ&ポノマレンコの“Perfume - The Story Of A Murderer”のカレイラの衣装の首から赤い花びらのようなものが下に散らされてるんでけど、どうも首をさされて血が流れているのを表現しているらしい・・・。

 グリーン&パーソンズ組の“Son of Nyx ”、Nyxは、ギリシャ神話に登場する夜の擬人化。 夜をつかさどる女神。

 

 私の考えすぎならいいんですけど、成熟を競うアイスダンスで長い年月がかかるものを世の中が受け入れなくなっているのではないかと思ってしまいます。

 

 5位に入った、スマート&ディエク組は、FDは2位でした。見たこともないような多彩なリフトを組み合わせて“Dune”の世界を表現した。

 

 15位に入った、韓国のリム・チュエン組。この人たち、「シェルブールの雨傘」とか悲恋を表現するとなんかとてもいいんですね。今回も軍人が恋人と別れるような情景の演技で、すごく観客に受けてました。演技のあとハナ・リムが大粒の涙をこぼしてましたがなんででしょう。満足のいく演技が出来たからならいいんですが・・・。

 

 フィンランドの2組ですが、折原・ピリネン組は、RDでパターンダンスタイプステップのところで、躓いて減点が響いて、FDに進めませんでした。トゥルッキラ&ヴェルスルイス組は、RD11位で予選通過したものの、FDを棄権したようです。理由はわかりません。