3月23日の深夜早朝から、6時間、リズムダンス見ました。途中少し、うたた寝してしまった。普段は、眠っている時間なので無理もないと思います。
15番滑走が、小松原組。ちょうどうたた寝してて、ライブで見られず、後で見直しました。このプログラム、4大陸では70点超えたんですよね。企画もの的な面白さで勝負した感があって、壁を越えられたのではないかと思いますが、ちょっと出し過ぎじゃないかなと思ってました。
今回は、66.92点。20位につけて予選通過しましたね。演技は良かった。どこのチームもそうですが、世界選手権目指して滑り込んでくるので、ミスはすくないし、音楽に合わせてくるし、出来はとてもよかったなと思いました。普段はエッジが寝てないけど、今回はだいぶディープになってたように見えた。
美里さんが、ツイズルの二本目でぐらついてGOEにマイナス点が付いたので、ミスがなければ、68点くらいだったのかな・・・。ただ、アメリカのペアがコレオステップでつまづいて転ぶという失敗があって、65点代の点数で予選落ちしてるので、彼らが失敗しなかったらどうなっただろうか・・・。そういうことを考えると、たられば言っても仕方ないかな・・・。結果は結果ですよね。
私が注目していたフィンランドの折原組。17位で68.66点。彼らも、練習してきたな
と言う感じでした。目立ったミスもなし。
キス&クライで、70点超えを期待していたのか、スコアが出た時、意外そうな表情でした。
この二人、同調性が・・・。動きが揃ってないんですけど、本人たちは、そこをなんとも思っていないのか、演技終了の際「やった」という表情でゆかちゃんがガッツ・ポーズするんですが・・・。わたし、小松原組と比べて、同じくらいかなと思ってました。
長く組むと自然と同調性が身に着くのだろうと思うのですが、本人たちが自覚的じゃない場合は、どうなるのか・・・。
オリンピックのフィンランド代表目指して、ユカちゃんはフィンランド国籍を取るつもりのようでフィンランド語を勉強しているそうです。
折原組のオリンピック出場は、本人たちの頑張りよりも、トゥルッキラ組の順位にかかっています。トゥルッキラ組は、今回9位 75.89点。欧州選手権で点数が低かったので、ロックに乗った力強い演技を心掛けて、点数を上げました。来年もフィンランドに2枠取ってきましたね。
身近に同調性のある演技で、70点以上を出してる見本がいるんですからね・・・。
この後は、最終グループの順位になります。
5位は、カナダのラジョラガ組。すごい力強いツイヅルでGOE3.00を取った。
4位は、イギリスのフィアギブ組。上位の中では、少しバラツキが気になるかな。
3位は、カナダのパイポー組。音楽を動きで表現してていいなあと思います。でも、この人たちの衣装って、いつも、なんか変だと思う。
2位は、イタリアのギニファブ組。テクニック的には、この人たちが最高なんじゃないかなと思います。マルコが最後の方で氷にスライディングするんですが、毎回「あ、失敗?」と思います。意外感があって、最高です。
1位は、チョクベイ組。4大陸に出なかったけど・・・、もったいぶったんでしょうか?
ペアを紹介するときに「チョックが自分でデザインしたコスチュームがベスト・コスチュームに選ばれた。」と言ってました。
この人たち、センスで勝負してる。
曲の前半あたり、チョックが一人で滑らずに曲に合わせて細かいステップを踏むところで観客が歓声を上げてました。かっこいいんですよね。
もちろん、テクニックは十二分にあるんだけど、テックニックを前面に押し出さないんです。ツイズルやるときも、そんなにスピードを見せつけるように早く回るわけでもない。でも、二人の間隔も狭いし軽々とやる。GOEが速報で3.88と出てた。結果のプロトコルでは、3.43になってますけど・・・。多分、最高点です。
来年、パパシゼが出てくるのかどうかが、関心事です。前年に世界選手権パスするなら、翌年のオリンピックも出ないでしょうね。