25日の理事会で、四大陸選手権の結果で世界選手権の代表を決めるとなってましたね。まあ、それしかないですよね。直前までひっぱるんですから・・・。
四大陸のRDは、日本人3組が以下のような結果、
小松原/コレト 71.29 6位
吉田/森田 62.86 10位
田中/西山 62.09 11位
日本人選手の演技はここから見られます。
8点強の点差がついてますので、ココ組に大きな失敗がない限り、挽回は困難。小松原組が、国際大会で70点以上を出したのは、初めてじゃないかと思います。
ただ、プロトコルを見ると結構納得。森田組、西山組ともステップ系の要素が、MidStで女性1と男性2、PtsでB(ベーシック)、小松原組は、MidSt1と1、Ptsで1。
全日本のようにステップの採点が異様に高いレベルにはなっていません。その中で、ISUの公式審判の頭の固さ(古さ)を考えると、マリオのCompositionの点のバラツキ(8.75~5.75)とか、無理もないかもと思います。
小松原組に練度の点で一日の長があるのは、事実。リフトの入りで背面とびこみやるのとか、加点の要素になると思います。詳しくはかわりませんが、今回全日本の時よりやることを詰め込み気味にしたように見えました。そうするとスケーティングの下手さは目立たないですよね。
でも、若手2組の方がスケーティングが上手なのは、本当だと思うので、これからを楽しみにしたいです。
全日本のジャッジの方々、やはり基本的な点数のつけ方が変なのかもしれません。
一位は、パイポー。チョクベイが出てないので順当ですね。
アメリカは、3組の順位が意外でした。カレイラ/ポノマレンコが、82.02で3位、Emilea ZINGAS / Vadym KOLESNIKが、75.76で4位、グリパーが、75.37で5位。4位の組は聞いたことない人たちです。Kolesnikがウクライナ出身らしいです。
オーストラリアのチームで、チェン/ハリスが69.34で8位。私、この人たちの演技、過去3回以上見てます。上手になったような気がしたら、60点代後半が出てる。アジア系男性と白人の女性という組み合わせです。
あと、昨年の世界ジュニアで2位だった韓国のハナ・リム/イェ・クワンが、68.91で9位。シニアの厳しさを味わってますね。この人たち、ステップが綺麗に見えない。そのあたり、かなり改善の余地があるようです。