私がアイスダンス好きだと知って、GoogleがYoutubeのお勧めに関連動画として、社交ダンスの三笠宮杯の動画出してきた。休みの日にそれを見てて、解説の方が、昔は社交ダンスの教室が風営法の規制を受けてて、教室にも18歳以上じゃないと通えないし、教室の窓をカーテンで目隠ししなければいけなかった・・・云々。まだ、その規制がなくなって10年足らずで、このジュニアの世代が初ですね。のような話をしていらした。え?ちょっと待って。じゃあ、「Shall we dance?」の頃ってまだ18禁?だったの?知らなかった・・・。

 

 社交ダンス教室が風営法規制業種だというのは、かなり若いころに知ってました。下の漫画読んで・・・。この漫画なかなかの傑作です。ただ、最低中学生以上の人に読んでほしいかな。社交ダンスを通じて知り合って、ダンサーになっていく過程でいろいろあって、最後はハッピーみたいな・・・。イギリスに留学して、ブラックプールに参戦みたいな・・・、社交ダンスをやる人なら一度は夢見そうな場面がいろいろと出てきます。

 

 

 

 そのだいぶ後に「Shall we dance?」の映画がヒットして、そのころ何も考えずに風営法の規制もなくなったんだよね、よかったねと勝手に思いこんでました。

 

 しかし、今回調べてみたら、法律が改正されたのは、平成27年で施行が平成28年、まだ7年しか経ってないですって・・・。うわあ、そうだったの・・・。

 

 

 

 三笠宮杯は、日本の団体に籍をおいているダンサーが参加できる、全日本選手権にあたる大会ですね。この動画の前半が、いわゆるアマチュアのラテン決勝。

 どうも、最近プロをPD、アマチュアをGDと呼ぶらしいです。こういう賞金とスポンサー料で生活を賄えないマイナー競技にありがちな、お金をもらって人に教えることのできる人の資格を厳しく制限してプロと呼ぶ。でも、プロって賞金稼ぎのことでしょ?それが現実とあっていないので別の名称をつくったんですかね。

 今年の優勝者が、藤井・中村組。この男性の藤井さん。フジイソウタ。将棋?と最初、思いました。読みが同じで、藤井創太。この人も(笑)100年に一人の天才だそうです。これもGoogleさんに教えてもらった。

 昨年、スーパージャパンカップでアマチュア規定違反(お金もらってダンス教えたり、見せたりしたらアマチュアじゃないですよと言われて)で出場を拒否されたそうです。もしかして、この人たちに出てもらうためのデヴィジョン分け?

 

 

 なんか、わかる。この人も振付を踊ってるという感じがしない人。音楽を自分の表現にしてしまえる高橋大輔と同じタイプの人。

 

 昨年、このお二人三笠宮杯(2022)を欠場してプロアマ統一のバルカー杯というのに出て優勝した。彼らが、日本一のラテン・ダンサーというのは社交ダンス界の共通認識らしいです。

 13歳の時に世界ジュニアに出て優勝してきた。そういえば、大ちゃんもフィギュアの世界ジュニアで優勝してますね。なんか共通点ありますね。

 

 女性のパートナーはすごくないの?ということですが、社交ダンスの順位って、男性の側の力でほぼ決まってしまう。藤井さんも素人相手じゃ無理でしょうけど、決勝に残れるぐらい力のあるパートナーだったら誰と組んでも優勝できるみたいですね。今回も元のパートナー吉川あみさんと言う人が別のリーダーと組んで出場してる。でも、4位。

 

 ところで、藤井さんがダンス教室に通い始めたのが小学校1年のとき。今年24歳だそうですから、風営法違反だったんだ。ダンス教室を、警察も摘発したことはないのでしょうね。ダンスホールは、いまも飲食禁止らしいです。

 

 

 私が昔働いてた会社のすぐそばに、ダンスホールの入ったビルがあった。あるとき会社帰りにそのビルの前を通りかかると、トレンチコート着た初老の男性が「ここらにダンスホールがあるんですが・・・。」と声をかけてきた。私は、「ここですよ。」とビルの上の方を指さした。

 オジサンは、「一緒にいかがですか?」とナンパに移行。わたしは、「踊れませんから・・・。」と断った。するとその禿オヤジは、「お金あげるから・・・。」と言った。

 援助交際かい!ムキー、私は首を横に振って通り過ぎた。

 

 やっぱ、ダンスホールは風営法でいいかも・・・・。