カナダイ、全日本優勝8888888888888888888888888888888888888888888

 

 RDの点差があるので安心して見ていられました。これまで三大会、このプログラムを観てるんですが、今回は演劇性が影をひそめて、緊張してミスなくミスなくミスなく必死で丁寧に滑っていた感じがしました。でも、最後のリフトでカナちゃんを支えきれずにダイちゃんこけちゃってたけど・・・。

 ダイちゃん、キス&クライでも「ごめん・・」って謝ってたけど、ダイちゃんのせいじゃないよと私は思います。

 そもそも、ペアでもダンスでも、男性の方ががっちりしてるか女性との体格差がないと、この競技男性に負荷がかかりすぎて無理がある。

 日本人は、男女の体格の差が小さい民族だと昔聞いたことがあります。たしかに西洋人のほうが、平均的な体格に男女差が大きいような気がする。だからこういう競技が発達したわけで、身長が3cmしか差のない男性が女性を持ち上げて振り回すのは大変だと思うよ。子供の頃からやっていれば成長の過程で体幹を鍛えることができるのでしょうが、いまさら36歳のダイちゃんには酷なはなしですよ。ね。

 

 ペアの方が特に大変なんじゃないかな。ツイストリフトは、きっと最大の瞬発力をつかってるよね。木原選手がFDの直後すぐ立ち上がれないのも、無理ないんだよね。

 

 アイスダンスのキス&クライでも、女性は普通なのに男性の方が背もたれにもたれてハアハアいい続けてるのをよく見ます。それぐらい男性に負荷がかかる種目なんですよね。

 

 一年ごと考えるとは言うものの、カナダイ、来シーズンもチームを継続すると思うし(だいちゃん、氷の上が好きだから・・・。)、この不安定なリフトはカナダイがチームを継続する限り変わらずに続くと思います。

 

ほぼ完ぺきだった、RD

 

  ベルサーチ風衣装かっこいいですね。普通の感覚でかっこいい。社交ダンスの衣装とか、フィギュアの衣装とか、ちょっと普通の感覚で受け入れにくいダサさがあると思うんですけど、プーマみたいなスポンサーがいてお金をかけられるかなだいチームならではだなと思います。

 これからも、だいちゃんの美意識を生かしてチームを継続してもらいたいなと思います。

 

 表彰式で、表彰台の真ん中に立ったかなちゃんが「やっと定位置に戻ってきた」という表情が印象的でした。去年は悔しそうでしたから・・・。彼女こそ、チャンピオンの器。「勝つのが当然」という感覚が、チャンピオンの資質だそうですから・・・。

 

 これで、選考まつまでもなく、さいたまでやる世界フィギュアの代表は決まりました。余計なプレッシャーを考えずに思い切りやってほしいですね。