皆様、サッカーのワールドカップご覧になっているでしょうか?私は、リアルタイムでは見ていません。結果を聞いてから、ハイライトを見るぐらいです。

 

 ともあれ、日本がグループ・リーグを1位突破しベスト16になったのは、まずはめでたい・・・。やっぱり、勝つっていい気分ですね。

 

 スペイン戦で話題になったVARのせいで、テニスなどでも使われている「ホーク・アイ」の仕組みと球技のインプレー・アウトプレーのルールについて理解を深めることが出来ました。

 

 

【サッカーの場合】

 三苫選手がボールを追いかけてゴールラインの外に出たかというタイミングでピッチに折り返し、田中選手がゴールを決めた。

 

 ピッチの正面側からのカメラからは、ラインの外側の芝に転がるボールを三苫選手がピッチの内側に蹴り入れるのが写っていた。しかし、判定はインでゴールはそのままスタンドした。日本人は嬉しいですよね。しかし、スペインの側がなっとくするか・・・?

 

 翌日、真上から写した写真がネットに出た。ボールのほんの数ミリの端がラインにかかってる。ボールの接地面がラインの外側でも、ラインの真上への延長した範囲の空間にボールが少しでもかかっていたらインなのだと説明されていた。今回のW杯の公式球にはセンサーが内蔵されており、センサーでボールの正確な位置を知ることができるのだそうだ。

 

 「そうだったのか・・・。」それならインで正しいわけだ。しかし、これまで人間の判定だったときに、これをインと判定出来たろうか?

 

 スペインの側から見れば、今回のW杯からルールが変わったのと同じことかもしれない。

 

【バレーボールの場合】

 バレーボールは、毎回の得点の際のボールが地面にバウンドした瞬間を判定しなくてはならないので、毎回はビデオ判定を使えず、選手が判定に不服を感じた時に審判に対するチャレンジをすることができる。そのうち瞬時に判定できるようにシステムが進化したら線審は不要になるかもしれません。

 

 バレーボールのイン・アウトの判定は、サッカーとは微妙に違います。ボールが着地した時のボールの中心線を地面までおろした点がラインの外側の線より外だったら、アウト。これだと、サッカーと違って、インの場合はかならずボールの接地面がラインに接することになると思われます。

 

 実際には、ラインにボールの接地面が少しでも触れていれば、イン。ボールの中心線を測るようなビデオ判定は行われていません。

 

【テニスの場合】

 テニスは、ボールが小さいだけあって、シンプル。ボールがラインに触れれば、イン。触れなければ、アウト。

 

 何せ凄まじいスピードでボールが飛ぶわけで、ちょっとボーっとしてたら見えないかも。テニスこそ毎回ホーク・アイで判定してほしい。こちらもチャレンジ・システムが採用されてます。

 

 

 さて、W杯。ベスト8目指して、日本代表に頑張ってもらいたいです。