夢を叶えたい人々が集まる街、ロサンゼルス。映画スタジオのカフェで働くミアは女優を目指していたが、何度オーディションを受けても落ちてばかり。
ある日、ミアは場末の店で、あるピアニストの演奏に魅せられる。彼の名はセブ(セバスチャ2ン)、いつか自分の店を持ち、大好きなジャズを思う存分演奏したいと願っていた。やがて二人は恋におち、互いの夢を応援し合う。
しかし、セブが店の資金作りのために入ったバンドが成功したことから、二人の心はすれ違いはじめる・・・。
昔、アカデミー賞取って話題になってましたね。なんか、興味わかなくて見てませんでした。これを見たきっかけは、男子フィギュアの友野一希くんの演技に使われていた音楽のせいですね。
こういうミュージカル作品って好き嫌いが別れるだろうなと思いますが、私は好きではないかな…と思いますが、アカデミー賞を取るのも最もだとも思います。
セブもミアも夢を実現するんですが、恋は実らない・・・。そこは人間の現実です。
ミアが自作自演で一人芝居をやって客が入らず不評で、失意でセブと別れて田舎に帰る。セブのツアーについて行くことはしない。ここで答えが出てるんですよね。他人を支える人にはなれないんです。どちらも・・・。
エマ・ストーンが最初にアップになるとなんか蛙みたいな顔した女優さんだわと思いました。こんな人が主役?と・・・ひどいこと書いてます。
でも、映画の中の歌がまたひどくて、“君は僕のタイプじゃない、素敵な夜が無駄になった”、こんなひどい歌詞のミュージカルってかつてあったかしら・・・。
でも、とにかく、作品としては、見事です。