環境破壊が止まらず、もはや地上は住めないほど汚染された。人類は地下開発を目指し、その労働力として人工生命体マリガンを創造する。ところが、自我に目覚めたマリガンが人類に反乱、地下を乗っ取ってしまう。それから1600年──遺伝子操作により永遠と言える命を得た人類は、その代償として生殖能力を失った。そんな人類に新種のウイルスが襲いかかり、人口の30%が失われる。絶滅の危機に瀕した人類は、独自に進化していたマリガンの調査を開始。政府が募集した地下調査員に、生徒が激減したダンス講師の“主人公”が名乗りを上げる。地下へと潜入し、〈死〉と隣り合わせになることで命を実感した主人公は、マリガンたちと協力して人類再生の道を探る。
ストップ・モーションと呼ばれる手法でできたアニメーションで、上記の監督が主要なスタッフを何重にも兼ねています。
海外の映画祭に出品して賞を取り、日本に逆輸入。
地上の様子は、映画には出てきません。
マリガンたちは、主人公のパートンを創造主、神様と呼びます。しかし、一人だけでマリガンの様子を調査にくるって、なんか人間にやる気のなさを感じる。いいのか?人類の滅亡の危機なのに・・・。ダンス講師のパートンは、生徒とヴァーチャルでレッスンする究極のソーシャル・ディスタンスなのですが、それでもウイルス感染するのね・・・。
後半の部分で、マリガンたちは、植物から生まれるとなっていますが、男女の別もあるらしい。
初めて知ったのですが、排泄物(う〇こ)というのは、モザイクをかける必要があるらしい。かなりリアルなう〇こをグロームと呼ばれる怪物がするのにモザイクかけてありました。