ロシアのウクライナ侵攻というとんでもない事件がおきたので、北京オリンピックの問題が片付いてしまいました。
ワリエワのドーピング事件。ワリエワは、世界フィギュア出場するつもりだったんでしょうね。しかし、ロシアとベラルーシが出場できなくなったので、問題解決。
ついでに、中国がまったく国際試合に選手を派遣しない方針のようなので、なんかレベル低下は否めませんが・・・。
男子シングル
羽生くんと、ミハル・ブレジナ(チェコ)が出ないですね。まだ、時間があるので、このあと欠場の発表があるかもしれません・・・。羽生くんの代わりが三浦佳生くん。
女子シングル
ワリエワを含むロシア女子の表彰台メンバーが出ないので、坂本さん金のチャンス。これ、ある意味、インチキの排除が行われたといっていいのかもしれません。
プリ・ローテーション(氷から足を離す前に上体の回転を始めている技術)の話を前に書きましたが、ジャンプ力のない選手が無理やり多回転のジャンプを跳ぼうとすると、この技術に頼るしかないですが、エテリ・トゥトベリーゼの教え子たちは、この技術のせいで4回転が跳べているし、副作用として思春期をすぎたあたりで背中を痛めて引退を余儀なくされる人が多い。
また、ISUのマーケティングのために、トゥトベリーゼ門下の選手には、ロシアの天才少女たちという評判を補強するため、エテリ・ボーナスと呼ばれるGOEやPCSの高い加点がつくといわれています。天才少女たちは、エッジ・エラーをほぼ取られないとも・・・。
多くの人の注目を集めるためにやることは、芸能界とかわらないですね。スポーツといえども興行なんだなと思います。採点競技は、点数を操作できるので、商売や政治と結びつきやすいとも言えますね・・・。
アイスダンス
現時点では、欠場3ヶ国の選手たちを除くと、上位はほぼ北京のメンバーがのこってますね。北京で14位にはいったロシアの3番手、デイヴィス&スモールキンのダイアナ・デイヴィスは、エテリ・トゥトベリーゼの娘で、このアイスダンスペアにもエテリ・ボーナスが加点されてると言われてます。
カナダイ、10以内に入れるか?少なくとも、シーズン・ベストが必要かなと思います。
ペア
一番、3ヶ国の欠場の影響が大きいのが、この種目。北京の1位~5位までが、出場しません。りくりゅう組、銀メダルの可能性が・・・。もらえるものは、もらってしまいましょう(笑)。真剣に考えるべきは、来年の世界選手権に出られる2番手・3番手のチームを育てないといけないということですよね。スケ連に頑張っていただきたいですね。
アイスダンスとペアのカップル競技は、オリンピックには国籍のちがうペアだと出られませんが、世界選手権には出られるので、例えばクリス・リードの妹さんのアリソン・リードさんが、リトアニア代表で出場しますね。