孤児院を追放され、ヨコハマを放浪する少年・中島敦は鶴見川で入水していた太宰治を助ける。それをきっかけに敦は太宰が所属する異能集団・武装探偵社が追う「人食い虎」の捜索を手伝うことになり、太宰と共に虎の出現を倉庫で待つことになる。そのとき、太宰は敦こそが虎の正体だと告げる。実は敦は無意識のうちに異能力、「月下獣」で虎に変身して徘徊しており、それゆえに孤児院を追い出されていたのだ。敦は自分の能力を制御出来ず、虎に変身して、太宰に襲いかかるが、太宰は相手の能力を無効化する異能力「人間失格」を発動して、敦を鎮静化させ、さらに敦が武装探偵社に入社出来るよう尽力する。
もう、すごいね。中島敦って、「山月記」の人でしょ?高校の時、現代国語の教科書に載ってた。ほんとに、漫画やアニメは、何でもありだな・・・。
作家の名前とキャラクターと作品からとった、異能力で武装探偵社を結成し、マフィアと戦うんだって・・・。
シーズン1エピソード1のタイトルが「人間万事塞翁が虎」、ウマじゃなかったっけ?あ、山月記だから虎か・・・。詩人になれなくて、虎になっちゃったんだっけ・・・。
なんか、それぞれの作家の特徴を捉えてるといえば捉えてます。泉鏡花は、なぜか女の子になってて、高野聖をたぶらかす方になったわけね・・・、なんてね。
でも、私の認識では、文豪って「森鴎外」と「夏目漱石」ぐらいで、その他の作家は文豪なんて呼ばれてなかったと思うけど・・・。
ネットのレヴューでは、シーズン1のエピソード2までは、我慢してみる必要があるとのこと・・・。たしかに、エピソード2の後半まで、何が起こるのかわかりません。
ストレイドッグスですけど、夏目漱石の「三四郎」に出てくる、ストレイシープ(迷える子羊)をもじったものかなと思います。