男子シングル FS 羽生結弦選手
北京オリンピックの団体戦に出場せず、なかなか北京入りしなくて、個人戦の2日前にやっと北京に到着して、羽生くんの表情見たときに、今回は、勝つ気がなさそうという印象を受けました。
フィギュアスケートのシングル種目でオリンピック3連覇って、人間業じゃない気がするので・・・。アイスダンスやペアならわかるんですけど・・・。ネーサンの方が、4回転の種類も回数も多いし・・・。
出る試合に勝てると思ってない状態で出るって、羽生選手の性格上、どんなんでしょ?
SPで、氷に穴があった。絶対勝ってやるという気持ちがないと、偶然にも、そういう穴にエッジがはまるんですね。
そして、FPには準備段階から、4アクセルへの挑戦を持ってきた。4アクセル、多分クリーンには飛べないでしょ・・・。そして、4回転は、あまり練習できないですね。着氷の足を痛める可能性が高い。
フィギュアスケーターとフィギュアファンの夢である、誰もやったことのない技のチャレンジに失敗して、敗者になるという美しい物語を、世界中の人たちに見せてくれました。
まさに羽生劇場です。
羽生くんって、「いい人」ではないと思う。でも、「いい人」戦略で、最も成功した人だと思う。
