2、不治の病

 これは、不滅でしょうね。人が死ぬものである限りは、二人の人間の間に死の訪れる時間差があるのは、必然です。

 

 昔は、結核、癌、白血病などが定番。肺結核は、死の直前まで意識があるそうで別れのシーンが描きやすかったようです。現在では、癌も白血病も克服されてきているので、定番の病気がなくなりそう。

 それでも、動画サイトなど見てると、年に1本はこういう映画は作られてるみたいです。

 

 堀辰雄「風立ちぬ」。

 

 
 
 

 

 

 アメリカ映画の「ある愛の詩」。女性の方が貧乏で、男性の親に反対されるんですが、女性の白血病が見つかり、男性は親に治療費を出してもらう。

 有名なフレーズ。「Love means never having to say you're sorry.(愛とは、決して後悔しないこと)」。

 

 

 

 

 行定勲監督の「世界の中心で愛を叫ぶ」。原作は、片桐恭一。

 オーストラリアに向かう旅の途中、朔太郎は亡くなった恋人のことを思い出していた。不治の病と闘って亡くなった恋人アキのたっての希望を叶えるために朔太郎が手にしていたものは……。

 

 



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