「努力が大事だ」と思っている人に、
ぜひ、やってみてほしいことがある。
スマホと財布を家に置いて、外に出てみよう。
そして、1週間、過ごしてみる。
ただし、家族に頼るのはNGだ。
1週間後、キレイな服で、お腹も満たされて、
何事もなかったかのように帰ってくることはできるだろうか。
それができる人は、この本を読む必要はない。
(本書 まえがき「『さぼる才能』はあるか?」より)
NETの有名人、2ちゃんねるの管理人だった西村博之氏の最近の新刊本。
テレビに出てるのが、YOUTUBEのアップされてるのを見てるくらいでしたから、どういう人なのかよく知らなかったけど、あまり普通ではないというところがこの本でわかりました。
生活費が、家賃を除くと5万円でやりくりしてる、とのこと。これ結構すごいですよね。
外食はほとんどせず、自販機で飲み物を買うこともなく水筒を持ち歩いている。服も友達から着古したものを貰って着るとのこと。
前にテレビで、「2ちゃん」の管理人として悪意の書き込みを放置したことで、何回もユーザーから訴えられ、裁判に出頭せず放置したが、なんともならなかった。その時、平然として言ってたように見えたので、この人すごいんだなと思いましたが、この本に種明かしがしてありました。家も車も、差し押さえられるような資産を持っていないので、実損はなかったということのようです。かれの銀行預金も、一般のネットユーザーでは、口座のある銀行を特定できないので、裁判所が損害賠償せよという判決出しても、差し押さえの執行ができないわけです。
”卵を入れるエッグスタンド”をどう考えるか?
そんなものも自分は持てないと考えるのか、
そんなもの馬鹿げたものを持って、何が嬉しいのか?
ひろゆきは、後者を選ぶといってるんです。
でも、エッグスタンド、私は旅行の記念にガラスのエッグスタンドを買ってきたことがありました。でも形のせいか、しばらくしたら割ってしまいました。その後は、買ってないですね。気まぐれも必要だというのが私の考えなので、彼とは違うなと思いました。
他人の持ち物をうらやんでも仕方がないと言ってるのは、その通りだと思います。
この人、子供のころ、自分で手を挙げて学級委員になっていたそうで、積極的な性格で友達も多く、社交的みたいです。自分のそういう性格には、あまり意味を見出していないみたいです。
この本、ベストセラーになっているようですので、日本の村社会も崩壊しかけてるのがよくわかります。でも、一番おおきかったのは、コロナかな・・・。