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オール・ユー・ニード・イズ・キル [Blu-ray]
954円
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近未来の地球。宇宙からの侵略者の激しい攻撃に、人類の軍事力ではもはや太刀打ちできなくなっていた。対侵略者の任務に就いたウィリアム・ケイジ少佐(トム・クルーズ)は、戦闘によって亡くなる。しかし、その刹那、前日の目覚めの時と同じ過去に戻っていた。どうやら、タイムループの世界にとらわれ、戦闘に出て死ぬたび、同じ前日の場面にもどって目覚めるのだ。
そんな中、特殊部隊の軍人リタ・ヴラタスキ(エミリー・ブラント)と出会ったケイジは、彼女と一緒に何度も戦闘と死を繰り返しながら戦闘技術を向上させ……。
日本のラノベ作品の映画化だそうです。この原題がどうも気になってました。
"All you need is love"のもじりだろうと思ったけれども、"love"には名詞も動詞もありますが、"kill"には、特殊な用法を除けば動詞形しかないので、
"All you need to do is kill "、ぐらいが、無理のない英語ではないかと思います。
というわけで、タイトルみただけで作者の知性を???と思ってしまう作品なので、小説だけでは読むことはありえなかったろうなと思います。英語のタイトルは、"Edge of Tommorrow"にしたようです。
ハリウッドの作品になったおかげで、私のようなおばさんでも見ることができました。
最近の映画に多い、「リセット」のあるストーリー。つまりビデオ・ゲームのような作品。シミュレーション・ゲームで、不慣れなうちに自分のキャラがすぐ死んでしまうのに似てますよね。
この最初のところの、生死の繰り返しの見せ方が、面白かったです。トム・クルーズは、こういうアクションをやれる最後の年齢に差し掛かっているのではと、思いました。アメリカの映画界も高齢化しているんですね。