「日本史」の終わり (PHP文庫)/池田 信夫

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 明治維新後、貪欲に西欧化・近代化を図り、我が国は世界に類を見ない高度成長を遂げたという通説は幻想だった!!

 日本は、江戸時代から社会構造が変わっていないという説ですが、賛成しますか?世間にしばられ、空気に動かされということが、西洋や中国にはないらしいことは、私も了解していますので、一応賛成・・・。

 でもね、江戸時代の評価が問題なんじゃないか?江戸時代の勤勉革命と呼ばれる生産性の高さは、すごい物だったんじゃないか・・・。それと高品質、緻密さ、庶民が勤勉で真面目で優秀ということ。これで十分欧米と方を並べられた。

 最近、この江戸時代のままの日本社会が行き詰まっている。それを「日本史」の終わりとタイトルにしたようです。
 高齢化、社会保障費の増大、新興国の追い上げなど・・・。日本の社会が変わるとするなら、中国化かそれとも、果たせていなかった西洋近代の法治主義に変わるのか・・・?

 與那覇さんが、中国人に「民主主義はやらなくていいから、徳治をちゃんとやったらどうか?」と言ってますというのが、なんか可笑しかった。

 たしかに、拒否権と自由があるなら民主主義でなくてもいいかな・・・。

 前に辞めた、大阪の橋本府知事は、中国皇帝的指導者だそうです。