第一話/作者不明

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刑務所の落語慰問会で見た大名人・八雲の「死神」が忘れられず、出所した与太郎が真っ先に向かった先は、寄席だった。拝み倒して八雲の住み込みの弟子となった与太郎だが、八雲の元では小夏という女性が暮らしていた。八雲と小夏には他人が容易に触れられない因縁があるらしく・・・。
Amazonのプライム・ビデオで見ました。シーズン1全13話。
シーズン1は、ほぼ子供時代の八雲の助六との出会いと、有楽亭への弟子入りから二つ目昇進と助六との別れまで。
まだ弟子入りも自分の意志ではなく、口減らしに子供が芸事の師匠に養子に出される時代の話。こういうところでは、八雲が落語を好きになっていくのもせつない。落語の名人にたとえなったとしても、どこかもの悲しい。落語をやるのは自分の居場所を確保するため。だから落語をするのに邪魔になる者は、あっさり捨てる。そんな八雲。
もう一人、助六は最初からアウトサイダーを運命づけられてる。落語の才能は人一倍あっても、「和」をみだす世間のはみ出し者の自分を変えることが出来ない。彼も親がだれだかわからないような境遇の子供。こういう子供が寄席の楽屋で学校にも行かずに育っていくことができるゆるみの多い時代。こんなヤクザものの助六。
雲田ハル子の原作も併せて読んだんですが、私はアニメのほうが好きかも。それも一重に声優陣の名演。八雲の石田さんの年齢の演じ分けや、みよ吉の林原さんのせつなく色っぽくちょっとビッチな演技、極めつけは、山寺さんの助六、奔放とはこうやるんだという演技。ほんといつも難しい役を自然に無理なく、それでいてドラマを上質な物にしてくれる演技、上手いです。
落語を知らない人間には、声優さん達の落語が上手いのかどうか、全くわからないんですけど、アニメに使われた落語シーンは、物語を引き立ててましたね。特に12話の「芝浜」は、泣かせます。
シーズン2はいつ見られるのかな。楽しみです。

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刑務所の落語慰問会で見た大名人・八雲の「死神」が忘れられず、出所した与太郎が真っ先に向かった先は、寄席だった。拝み倒して八雲の住み込みの弟子となった与太郎だが、八雲の元では小夏という女性が暮らしていた。八雲と小夏には他人が容易に触れられない因縁があるらしく・・・。
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シーズン1は、ほぼ子供時代の八雲の助六との出会いと、有楽亭への弟子入りから二つ目昇進と助六との別れまで。
まだ弟子入りも自分の意志ではなく、口減らしに子供が芸事の師匠に養子に出される時代の話。こういうところでは、八雲が落語を好きになっていくのもせつない。落語の名人にたとえなったとしても、どこかもの悲しい。落語をやるのは自分の居場所を確保するため。だから落語をするのに邪魔になる者は、あっさり捨てる。そんな八雲。
もう一人、助六は最初からアウトサイダーを運命づけられてる。落語の才能は人一倍あっても、「和」をみだす世間のはみ出し者の自分を変えることが出来ない。彼も親がだれだかわからないような境遇の子供。こういう子供が寄席の楽屋で学校にも行かずに育っていくことができるゆるみの多い時代。こんなヤクザものの助六。
雲田ハル子の原作も併せて読んだんですが、私はアニメのほうが好きかも。それも一重に声優陣の名演。八雲の石田さんの年齢の演じ分けや、みよ吉の林原さんのせつなく色っぽくちょっとビッチな演技、極めつけは、山寺さんの助六、奔放とはこうやるんだという演技。ほんといつも難しい役を自然に無理なく、それでいてドラマを上質な物にしてくれる演技、上手いです。
落語を知らない人間には、声優さん達の落語が上手いのかどうか、全くわからないんですけど、アニメに使われた落語シーンは、物語を引き立ててましたね。特に12話の「芝浜」は、泣かせます。
シーズン2はいつ見られるのかな。楽しみです。