マイケル・ヨン氏が、慰安婦問題は、Con Game(詐欺)だと言ってるんですけど、私は朝日新聞のウソと、吉田清治の嘘小説の話を言ってるのかなと思ってたんですが、今回慰安婦問題の2つの全体の要約を読んで、日韓をまたがってCon Gameが行われたという理解にいたりました。
 マイケル・ヨン氏は、ジャーナリストであり、作家なので、ある種の直観でそういう結論に至ったと思うのですけど、これは、テレビなどのメディアでは話せません。名誉棄損で訴えられたときに、証拠が提示できないからです。日韓の関係者が共謀したという証拠も提示できない。

 まず年表

1983年 吉田清治が「私の戦争犯罪」を出版

1990年 挺身隊対策協議会が発足

1991年 金学順(福島瑞穂がつきそい)が、来日して軍票で払われた給料の賠償を求めて提訴

1992年 朝日新聞が「女子挺身隊として軍に強制連行された」と報道

1993年 河野談話

1995年 アジア女性基金で元慰安婦に償い金と首相のお詫びの手紙を渡す

1996年 クマラスワミ報告

2011年 日本大使館前に慰安婦像がたつ

2014年 朝日新聞が吉田清二の本はFictionと、1992年の「女子挺身隊として軍に強制連行された」報道を女子挺身隊と慰安婦を混同した間違いと、認める

2015年 慰安婦問題を日韓両政府で合意←今ここ





NYタイムズのための「慰安婦問題」入門

 池田信夫氏が、NYタイムズとやりあって書いた解説文。アメリカの大手メディア相手でも一歩もひるまない。気持ちいいくらいの、いつもの上から目線。

 すべては、1983年の吉田清治の捏造本から始まった。この本に呼応して1990年韓国で挺対協がつくられたらしく、韓国人て、鵜の目鷹の目で、日本に不法行為の謝罪と賠償を請求しようと狙っていることがわかります。


Summary of Professor Park Yuha's Book "Comfort Women of the Empire"


 朴裕河教授の「帝国の慰安婦」の要約。日本語の要約もあるにはあったのですが、英語版のほうが充実してました。

 印象的なのは、挺対協の代表Chong Dae-Hyopが、元慰安婦にセリフを覚えこませて、証言させていたという記述。

吉見義明教授が、軍の強制連行への関与を示す命令書として出した文書が、「人さらいに気を付けろ」という関与だった。こののち抗議されて訂正したが、NYタイムズに載った記事についてはアメリ人が日本語を読めないことをいいことに訂正しなかった。左翼がよくやる手ですね。



October 24, 2014
"The Comfort Women" by Professor C. Sarah Soh


 サン・フランシスコ州立大学のC・サラ・ソー教授が書いた、学者が慰安婦にしたインタヴュー本の要約。すべての慰安婦が学者のインタヴューには、家出か親に売られたと証言している。しかし国連の報告者には、全員が日本軍に誘拐されたと証言。

 2015年の5月ごろまで、上のお婆さんたちが、世界中に行っていろんな証言をしていたわけですが、最近お座敷がなくなったのか静かです。嘘だということがばれたからですね。


 中心的な役割を果たしたのは、挺対協と朝日新聞。黒子役として福島瑞穂。学者として吉見義明、弁護士の高木健一。

 吉田清治は、小金を儲けようと選挙に落ちた後、本を書いた。これは、特に他との連携はなかったと思います。

 挺対協がこれを使おうとしたところに、福島瑞穂らが手伝い、朝日新聞が一大キャンペーンをした。朝日新聞の記事で出た「女子挺身隊として軍に 強制連行された」を裏書きするような、WW2の元慰安婦としては若すぎる女性たち(1944年9月ごろに慰安所へ連れていかれたと証言する)がマスコミに登場するようになる。この「元慰安婦たち」は、挺対協の仕込みだったということですね。

 軍需工場などで働く女子挺身隊の動員が始まったのが、1944年の8月。でもこの女子挺身隊は日本だけらしいです。朝鮮ではなかった。韓国の人は挺身隊を慰安婦だと本当に混同していたらしい。しかし日本人をだますのにこの混同も利用された。挺身隊は女学生ですから、1944年当時15~17歳ぐらいの女性でなくてはならない。この若すぎるお婆さんたちは、人にもよるでしょうが、朝鮮戦争の慰安婦などである可能性が高い。

 韓国人て、日本人が言うことは信じる。反日なのに。だから朝日新聞に書いてもらわなくてはいけなかった。2014年までリベラルのクォリティ・ペーパーだった朝日が書いた記事にしたがって、証言者を集めてセリフを仕込んで、壮大なCon game(詐欺)を働いたという図式。なにか動かぬ証拠が出てこないですかね。

 謝罪と賠償を受けたいのは、日本国民の方ですよ。

 来年は、こういうことが不可逆的に世の中から消えるといいですね。

 皆さま、良いお年を。